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亥の子とは毎年11月頃、子供たちが各家を回り、四方八方に綱が付く真ん中がくびれた石を亥の子唄に合わせて庭につき、できた穴に御幣(ごへい)を差して五穀豊穣、家内安全、商売繁盛を祈願するといったような行事で、私の地域では現在も続いています。最近はコンクリートの車庫しか亥の子をつくスペースがなく、ムシロなど敷いてそっとつく(笑)家も増えましたが、やはり威勢よく亥の子石を思いっきり振り上げてつく方が盛り上がります(^^)/。私も物忘れが進みつつある・・・ので、上戸の亥の子唄を残しておこうと思います。。
「亥〜の子 亥〜の子 亥の子もちついて 祝わん者は おにうめ じゃうめ つののはえたこうめ♪ (やっさの尻に こけらが生えて 生えても道理 生えんも道理) ← 未だに意味が分からん・・・。現在は省略することが多い。
一に俵ふんまえて 二でにっこり笑って 三で酒をつ〜くって 四で世の中良いように 五つ出雲のお〜やしろ 六つ無〜病息災に 七つ何事無いように 八つ屋敷をお〜ひろめ 九つここに蔵を建て 十(とお)でとうとうお〜さめた 繁盛せい 繁盛せい」
はじめの「おにうめ・・・」からの一節は音で憶え、梅がよく出る唄だなぁ〜と思ってましたが、大人になって「鬼生め 蛇生め 角の生えた子生め」だったと知り、結構 怖い唄だな・・・と。 とはいえ、懐かしい思い出です(^O^)。亥の子唄は地域によって変化が多いため、地元を判別する手掛かりになるかも・・・ミステリー作品に使えそう(笑)。。
私の地元では1月に行う『とんど祭り』も続いていて、団結力のある良い地域だなって思います。広島大学が西条町に移転後、学園都市に様変わりし、交通の便(高速道IC・JR・新幹線駅・近距離に空港など)の良さも相まって周辺は年々、都市化しつつあります。近所にアパートなど増え、隣人でも?な方が多くなりましたが、古き良きものも受け継いで欲しい、と願う47歳おじさんのつぶやきでした。。
YoshioEnnaさんはじめまして。
東日本で10月10日に行う十日夜(とうかんや)と似ていますね。こちらは「藁でっぽう」といい、藁で作った筒状の物で子供たちが歌を歌いながら地面を叩いてまわります。収穫祭の色合いが濃く、モグラを追い払うとか、地面の神様を励ますとかいう意味合いもあるそうです。
私の育ったところでは、私が子供の頃にはすでに行われていなかったので自分がやった記憶はありません。
todora5502さん、コメントありがとうございます。Yoshioです。
日本の伝統行事って地域性があり、十日夜も亥の子の仲間かも知れませんね(^^)。モグラを追い払うっていうのが如何にも現実的で、当時の生活の一端を垣間見るような不思議な感じを覚えます。ここ数年、四十の手習いで教わったしめ縄と門松をつくるのが年末年始の恒例になりつつあり、亡き祖父にもっと藁細工や田んぼを習っとけば良かったなあ.と思うようになりました。。
私は亡き父の仕事の関係で、子供の頃から(広島県)福山市の沼隈(ぬまくま)→呉市倉橋町→呉市警固屋(けごや)→地元の西条→学生時代に安佐南区沼田町→西条→仕事で山口市→広島市船越→結婚後に呉市焼山(やけやま)と引っ越し人生で、約9年前にやっと地元の西条に帰りました。転々としましたが、やはり地元は落ち着きます。これからは他の地も知ったからこそ感じる地元の良さを、微力ながら次世代に繋いでいきたいと思います。重ねてありがとうございました。。
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