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ヤマレコユーザーさんは、周知のお話かとは思いますが、山で出逢った方とお話していても、折角の機能を利用されておられない方が結構おられました。
但し、紙の地図を持った上での利用で、山での道迷い遭難を少しでも減らせるだろうと思いですので。
「地図ロイド」
GPSのお薦めアプリ http://www.chizroid.info/chizroid
に説明があります。
PLAYストアからインストール。
現在地の表示は勿論、スマホの上部方向が画面に矢印で表示されますので、進む方向を確認できます。地理院の地形図もwifi環境で事前に閲覧しておけば、キャッシュ
してくれますので、携帯圏外でも地形図が表示されます。地形図の他、Google、Yahoo、マピオン地図も表示できます。
昨年、ホワイトアウトになった際、これを頼りに登山道の上を辿りました。
私は、山行の際には毎回カシミール3Dにてルート図を作成し、A3プリントしていますが、そのルートデータを地図ロイドに送信すると、予定ルートと現在位置の両方表示してくれるので便利です。
「山と高原地図」アプリ
こちらは周知の紙地図をスマホアプリにしたもので、ルートタイムも表示されており
他にも登山情報が表示できます。もちろん現在位置測位・ログ取りも出来ます。
有料ですが、安価ですし、携帯圏外でも使用できます。
「山旅ロガー」アプリ
ログ取りに使用しております。バッテリー消費も少ない様です。ログを地図ロイドに表示させたり、GPXファイル出力させカシミール3Dなどで表示できます。
「GPS Status & Toolbox」アプリ
これは是非インストールしておいてください。
方位は勿論、現在位置の座標・標高も表示してくれますし、上空にある衛星が表示され測位している衛星数も表示します。何らかの原因で電子コンパスに狂いが生じた場合に較正できますので便利です。
時々電子コンパスに狂いが生じるのですが、このアプリで較正しておけば「地図ロイド」の三角方向印も万全かと。
年配の方にはガラケーの方も多いようで、わざわざ購入しなくてもお子さんなどのお古のスマホで利用できます。もちろん高額な電話会社と契約しなくてもOKです。
ただし、契約しない場合は、ご自宅などにwifi環境(無線LAN)がないと無理かと。
3〜4千円で無線ルーターが売っていますので、ネット環境が自宅にあれば簡単に接続してwifi利用できますね。
要は、wifi環境下で地図を読み込みキャッシュしておけば、屋外でGPS信号を受信して表示されますから、携帯会社と契約していなくても、又、契約していても携帯圏外でも現在位置と地形図が表示されます。
一番コスパがいいのは、ガラケーはそのままで、お子さんのスマホのお下がりをもらい、自宅のwifiで地図をキャッシュして、山ではキャッシュした地図に現在位置を表示させれば、何もお金を使わずにGPS利用できます。
格安データ通信のみの契約をすれば、携帯電波の届くところでは地図を新たに読み込むこともできますし、いろいろと便利です。。
高齢(失礼!)の知人は、eo光のmineoデータ通信契約 700円/月を利用し、屋外でもスマホを使えるようになり、自宅のwifiで地図をキャッシュして利用しています。
カシミール3Dで作成した登山ルートを、地図ロイドに送信して表示させる方法には、少しテクニックが要りますが(大げさな〜)覚えれば簡単です。
画像1:地図ロイドの画面
左の青色パラボラアンテナのようなアイコンをタップすると現在位置測位
開始です。
画像2:山と高原地図の画面
見覚えのある紙地図と同じですね。左下の現在地をタップすれば現在位置
を表示してくれます。
画像3:GPS Status & Toolboxの画面
電子コンパスが表示され、上空の衛星が番号付きで表示されます。
21衛星中13衛星を測位しています。●が米国のGPS、■がロシアの
グロナスです。円の大きさと緑色の棒グラフが受信強度を表しています。
現在地の標高・座標が表示されているのがわかります。
バッテリーが無くなれば、ただの重い塊ですから、モバイルバッテリーを持参するのがいいですね。私は軽量の10000mAのを使用しており、小屋泊2〜3日は大丈夫かと。
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