昔から富士山で仕事をしている方に話を聞く機会がありました。
先日マーキングしたルートはほぼ正しいようです。
六番林道へ登る丸太の階段は、六番林道を通すにあたって環境省がそこに登れる階段を作れと指示して作ったものだそうで、正真正銘カケスバタ口のものです。
大宮林道より上も良く見れば道があるそうです。
古い地図には広域基幹林道富士山麓線と県道180号線の分岐点あたりを通過する道が載っているのですが、その道も登山道だそうです。
北山林道ゲート付近を通る登山道に対してどちらが下山用という区別はなく、どちらも登山道だったと聞きました。
以前fujinohideさんが探索して馬の蹄鉄があった道も歴史的な道らしいです。
でも今はわからなくなっているとのこと。
人穴口というルートの話も聞いた事があるとか。
でもよく知らないそうです。
ちょっとした縁があって裾野の市立図書館の方と知り合いました。
そこで面白い本を紹介してもらいました。
日本地理大全(日本地理大系かも)という、昭和6年ごろのシリーズ。
その別冊の、"富士山"というやつ。
昔の地図や、富士山の写真がたくさんのっています。面白いです。
次にその方と会うことができれば富士山の三角山神社について聞かせていただきたいです。
裾野市や富士山資料館が出版している須山登山道の調査報告書に1965年に富士山スカイラインが開通とあったのですが、1970年の誤植だと思います。
このへんも関わっていたと思うのでお話したほうが良さそう。
六番林道への丸太の階段の意味と少し新しい感じがしたのも理解できました。
先に二合目までご一緒した時は草も多かったですがこれから冬にかけての方が踏み跡も解りやすく、調査するには良いかもしれませんネ。
私も図書館で人穴口登山道の道を捜しましたが略図も含めて地図は見つけることができませんでした。しかし英国大使館員のアーネスト・サトーの人穴登山道を登った紀行文や昭和18年発行の「富士と伊豆の山々」の中に簡単なガイド記事が載っていました。またいつか紹介したいと思います。
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