現在、救急員の資格は5年間有効で、有効期限内に再度講習を受け、学科試験・実技試験をパスして更新される仕組みになっています。しかし、新型コロナウィルス感染症の影響で、しばらくの間、講習会が開催されていなかったため、特例で令和6年3月まで有効期限が延長されていました。いよいよ有効期限ギリギリになったため、講習を受けました。
講習のテキストは、基礎講習・救急員養成講習ともに令和4年4月1日発行のもので、「JRC蘇生ガイドライン2020対応」の文字が入っていました。基礎講習では一次救命措置(BLS)で心肺蘇生やAEDの使い方を習いますが、胸骨圧迫を早くから絶え間なくやるようになっています。
救急員養成講習の方は、止血棒と16折のたたみ三角巾を利用した止血帯止血法、専用の止血帯(ターニケット)の使用法などが新たに加わっていました。
熱中症と偶発性低体温症の記述では、日常生活では低体温症は部屋を暖かくすれば防げるため、圧倒的に熱中症が問題になっており、記述量も多くなっていました。なお、登山などを趣味にする人は特別に低体温症について学んでおかれた方がいいということでした。
試験の結果は、後日、自宅に送付されるとのことで、どうなるかはお楽しみです。
3日間、若い看護師さん に混じって講習を受けさせてもらいました。指導員の皆様には大変お世話になりました。
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