資格の有効期限まで1年を切っている人を対象に、1日(4時間)の資格継続研修を受けることで、有効期限がさらに3年延長になるというものです。
(※2017,7追記。資格継続研修は平成30年3月までの措置です。今後は、資格の有効期限が5年に延長された代わりに、5年以内に3日間の救急員の講習を再受講しなければならなくなります。なお、有効期間が1年を切っている人が平成30年3月までに資格継続研修を修了した場合にも、5年の有効期限延長が認められます。)
研修は、資格継続研修テキスト(写真)を使った講義と実技の両方が行われ、実技では、以下のものを練習しました。
気道異物除去(背面叩打法、腹部突き上げ法(ポーズのみ))
止血(直接圧迫、間接圧迫)
三角巾による包帯(頭、膝、肩)
三角巾による固定(足首捻挫、鎖骨骨折)
搬送(1人搬送、毛布を利用した担架搬送)
一次救命処置(心肺蘇生、AEDを用いた除細動)(最後に考課測定あり)
回復体位
普段はザックの中の肥しになっている三角巾や人工呼吸用のキューマスクを久しぶりに使いました。
これらの救急法の講習(基礎講習+養成講習)や資格継続研修は、日本赤十字社の各支部のHPから、都合の良い日程や開催地のものを調べることができます。スキルアップを検討されている方はぜひ受講されればと思います。
shokunpapaさん初めまして(^-^)
おはようございます!
朝一番でとっても良いこと教えて頂きました!
忘れてたけどこれならお仕事のスキルアップにもなるわ(*^▽^*)
やっぱり昨日より素敵な今日でした!
安静期間過ぎたらさっそく探してみます
楽しい気持ちになりました
ありがとうございます♪
お疲れ様でした。
おそらく・・日頃では試す?機会もないので、実技に
関しては見直すいい機会なのだと思います。
3年、すぐに来ますよね。
私も忘れないようにしないと、近くでの開催日は限られて
ますものね。
itigoさん はじめまして
救急法を受講している人は、いろいろな動機で受講されています。山に限らず、仕事でも、家庭でも、万が一の時に役に立つようにしたいですね。
なお、山でのケガを想定すれば、単独行では応急処置に限界があります。本来は、山岳会などに入って、グループで練習して万一に備えるに越したことはないのでしょうね。
nba01323 さま はじめまして
こればかりは、日頃試す機会が来ないことを願って、山に行ったり、下界で暮らしたりしています。
私も30年前に受講しましたがそのままです。その時は狂犬病の処置が多かったように記憶しています、人工呼吸はm−mでしたがAEDなんてありませんし、心臓マッサージの方法も以前と違っているようですね、
また受けようかな・・
人工呼吸は実際に一度したことがあります、酔っぱらった人が電柱にぶつかってアスファルトの道路に倒れて横になっていました、多くの人が取り囲んでいて、救急車は呼んだのですがまだ来ていない状態で自衛隊の隊員という人が救急処置を始めたので私と分担して私が人工呼吸M-M、自衛隊の人が心臓マッサージをしました、救急車が来た後に警察の人に事情聴取を受け、その時に??人を「確保」と本庁に連絡をしていました。犯人扱いみたいで驚いたです、倒れていた人は幸い意識を取り戻しましたが、死んでいたら警察から呼び出されていたと思います。
hujiさん、コメントありがとうございます。
心臓マッサージ(胸骨圧迫)の役割は、一刻も早く脳や心筋に血流(酸素)を送ってそれぞれの組織が死なないようにすることだそうです。
このため、心肺蘇生では、以前と比べて人工呼吸に対して胸骨圧迫の比率が上がり(15:2→30:2)、人工呼吸よりも先に胸骨圧迫から始めるようになっていますし(血液中に大量に溶け残っている酸素を先に送るため)、胸骨圧迫のテンポも早く強く(毎分100回程度→毎分少なくとも100回→毎分100〜120回(2016,7追記))なっています。また、どうしてもm_mの人工呼吸がしづらい場合は、胸骨圧迫だけを連続して実施するのでも構わなくなっています。
なお、救急隊のプロの人だと、心臓から通常送り出されている血流の3割程度まで胸骨圧迫で送れるようになるそうですが、一般の人はそこまではいかないそうです。大病院に設置されているPCPS(簡易の心肺補助装置で7割以上送れる)に比べれば送れる血流量が限られる(もちろん、何もしないよりはずっとまし)ので、傷病者の反応(意識)がない(→脳への血流量低下)と判断したら直ちに119番通報(指令員から指導も受けられるようになった(2016,7追記))とAEDを要請するとともに、心肺蘇生をして、もし結果的に助からなくても心理的ショックで落ち込まないようにしてほしいとのことです。
また、心肺蘇生をやり始めたら、自然に心拍と呼吸が再開して傷病者が蘇生するか、施術者に身の危険が及ばない限り、救急隊が到着して引き継ぐまで、やり続けなければなりません。途中でAEDが「ショックは必要ありません。」とアナウンスしても、心室細動がリセットされただけで、心臓は静止した状態なので、引き続き心肺蘇生を続けます。疲れるので複数の人が交代でやるのが望ましいです。
もし機会があれば、どうぞ再受講してください。
ところで、hujiさんは過去に貴重な経験をされていらっしゃったのですね。
意識不明というのは緊迫した場面でしたね。
私も以前、電車の中で心臓発作を起こして顔面蒼白で冷汗を出して苦しんでいる人に出くわしましたが、幸いにも意識はなくならずに、次の停車駅で救助されました。
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