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ドクダミが一杯咲いていました。
ドクダミなんて、なんとも可哀そうな名前です。
この花の呼び名の由来は色々ですが、ドクは「毒」、ダミは「訛」、いずれも好かれる文字ではありません。葉や茎、根っこから出る臭いからつけられたようですが、この花に毒はありません。毒どころか生薬として、飲み薬のみならず外用薬としても広く使われています。
雑草として嫌われている面もありますが、よく見ると可愛い花です。
白く花びらに見えるのは苞で、すくっと屹立しているのが花穂。ひとつひとつの花に花弁は無く、雄蕊3本と雌蕊1本。その集合体が花穂となっています。と云うのがドクダミの葉についての一般的な話しですが、植物学者の間では異論もあるようです。
花は下から順に咲き、開きはじめは小さい花穂ですが、成熟するにつれ伸びてきます。
どなたか、なんか良い名前を付けてください。
写真は左から、「苞が開きたての花」、「成熟した花」、「雄蕊3本、雌蕊1本(柱頭は3分裂)」。
私もドクダミの花すきなのですが、都会っ子(自称)のため山登るまで知らなくて、初めて見た時「わ〜この花キレイ!」と言ったら同行者に「それドクダミですよ」と、何の価値もない花みたいな口調で言われてしまいました
アップにするとこんな風なんですね。とてもかわいいです。
コメントいただきありがとうございます。
ドクダミ、と聞いただけでいい感じを受けません。多くのヒトはステレオタイプ。名前を変えれば、受ける感じも違うのでしょう。可愛い花なのに、可哀そうですネ。
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