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オオイヌノフグリが増えていました(写真左)。花は日が当たると開き、日が沈むと閉じます。
花びらが4枚。そのうち1枚は他に比べると小さく、色合いも薄く、反対側の花びらの色が最も濃いようです。花びらには濃紺のスジが縦に並んでいます。これが蜜標となって虫たちを誘い込み、他家受粉がなされます。基部の薄緑色が蜜腺のようですが、あんまり蜜があるようには見えません(写真中)。
雄蕊が2本、雌蕊が1本。葯は「星の瞳」とも呼ばれていて、なんだか笑い掛けているようです。雄蕊は雌蕊に向かって曲がっていて、その根本は曲がりやすいように細くなっています(写真右)。日が沈んで花びらが閉じると、雄蕊と雌蕊はくっつき合って自家受粉がなされます。
小さな花ですが、自家受粉・他家受粉と、旺盛な繁殖能力で頑張っています。
帰宅して、ワインを飲んでお昼寝です。