![]() |
![]() |
![]() |
この白文鳥を我が家に迎えて以降、山から帰った時や仕事で疲れている時も必ず鳴いて出迎えてくれました。山の記録を書いている際には必ず私の肩に乗って見守ってくれてました。私が昼寝をしていると手掌の中でぐっすり眠っている事もありました。今まで過ごした様々な思い出が走馬灯のようにこみ上げてきます。ペットショップで数いる雛の中からこの子を選んだのも運命だったのでしょう。出会うべくして出会い共に過ごせた6年半に感謝したいと思います。
今突然の別れによって強い悲しみと失望感、喪失感が心の中に充満しており何をするにも手につかない放心状態となってしまいました。振り返ってみると幼少時から学生時代、社会に出てから現在に至るまで途中途切れることはあっても何羽もの文鳥を飼ってきました。人生の岐路に立った時だけでなく辛い時も悲しい時も嬉しい時も楽しい時も傍らには文鳥がいました。私の人生を通じても文鳥はとても大切な存在でありパートナーでもあるとあらためて思います。
もしも転生があるとしたら、私が悲しみ続けることで亡くなった文鳥が次のステップに進めなくなってしまう可能性が出てきます。再び生まれ変わってあの子が幸せをつかむ事を邪魔したくはありません。簡単ではありませんがこの悲しみをずるずると引きずらず大切な思い出として心の中に仕舞いたいです。
ヤマレコでもペットとのお別れした日記を何編かお見受けしましたが、おそらくユーザーの方々もとても辛い思いを経験されたとお察しします。さらには精神的・身体的症状が現れ長引くいわゆる「ペットロス症候群」の経験談がいくつも報告されその対処法やアドバイスも紹介されています。おそらく「時間」が解決してくれると思いますが悲しみの中一人家にこもることは最も良くない事でしょう。登山を趣味とする者としてはできるだけ無心になって体を動かしたくさん汗をかく事(涙を流す事も)が乗り越える上で大切だと思います。さらには新緑や紅葉、花、野鳥の鳴き声、山の香りなど五感を刺激して自然の中に身を置くことも必要でしょう。まずは自分で試してみたいと考えています。
画像1:我が家にようこそ
画像2:パソコンの前で
画像3:お別れの時