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遠征先で雨で登山を中止する事は時々あるが、その余った時間を利用して地元にある標高の低い三角点を巡ることにしている。今回は旭川市内にある一等三角点・辺別台を訪れることにした。辺別台は市内に3ヶ所ある一等三角点の一つ(残りは鷹栖台と冬路山)。旭川市内にあるがむしろ美瑛に近い。続一等三角点ガイドを参考にしてまずは車でJR富良野線北美瑛駅を目指す。さらに道道213号線を行き左折してなだらかな丘に続く農道を進む。周囲は畑が広がる美瑛らしい風景である。辺別台は市内・西神楽地区にある「就実の丘」付近にあった。「就実の丘」は観光地化はされていないがその展望の良さやあるテレビドラマの影響もあって最近知られるようになってきたようだ。辺別台三角点は「就実の丘」から約200m程手前の畑脇にひっそりとあった。農作業の邪魔にならないように車を停め三角点を確認する。参考本によりと設置は昭和59年と比較的新しいが雪雨風や畑作業の影響?なのか一部角が削れている。三角点付近からは遮る物がないので360度なだらかな丘陵地帯の広がりを眺めることができる。当然遠方の山々を展望できるはずだが十勝連峰は雲の中に隠れてしまっていた。きっと晴れていればその全貌を眺めることができるだろう。近くの「就実の丘」に移動する。そこには案内板があって眺められる大雪山の山名が紹介され開拓の歴史も知ることができる。
十勝連峰に登った後、この地でしみじみとその山並みを眺めるにも良い場所だろうと感じました。
写真は左から
写真1:辺別台三角点
写真2:周囲に広がる丘陵地帯
写真3:ジェットコースター道