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「蒲生岳・がもうだけ」(828m)】
山容がマッターホルンに似ているため山好きの間では”会津のマッターホルン”の名で知れ渡っている『蒲生岳・標高828m』
標高こそ低いが独立峰で、遠くからも鋭い円錐形の山容からその名もいつしか「会津のマッターホルン」の呼び名が。
「新編会津風土記」に「蒲生岳 村北にあり。俊高にして他山に続かず・・・」と記されている。目の前は只見川が流れる。
登山道は三つあるが、最も急斜面の直登コースの会津蒲生駅裏手より登ってみた。
このコースは登り始めから急斜面の急登が山頂まで続く。足場も悪く緊張を強いられ注意が肝心。地元山岳会?(多分)の方が備え付けた鎖場やザイルでわが身を確保し大助かり。
登り始めるも、後ろを振り返ると終始眼下に流れる只見川、雪に包まれた浅草岳や会津朝日岳、越後駒ヶ岳などの名山を望む眺望が…。ついつい残雪美しい峰々に見とれ溜息しきり。
奥只見は日本有数の豪雪地帯。数日前(4月10日)春の大雪が降ったこともあり冬の様相。初夏になれば登山道はヒメサユリが咲きそろう。
やれやれ山頂到着。山頂に立てば蒲生岳は単独峰。当然360度の大パノラマが広がる。眼下は雪解け水タップリの只見川が粛々と流れる
通常なら登り1時間半の登り時間だが、残雪豊富な急こう配の道筋と、春の新雪に足を取られての雪渓登りと美しい景色に見とれ2時間強の難行登り。
小生オットリ刀で二本のストックを持参したが急斜面のため手に持ってるとかえって危険を感じる。
手と足でしっかり備え付けのザイルを掴み身体をしっかり確保して。これが一番。それほど急斜面のスリル満点の登り道。
そうそう蒲生岳登山口は有名なカタクリの群生地。この時期はまだ深い雪の中に眠っている。
【添付写真は・・・】
・山麓からの蒲生岳
・蒲生岳山頂
・山頂からの只見川の流れ
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