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黒石「虹の湖」近く、国道から逸れ、山中奥深く分け入った先の谷間に忽然と居座る一軒の温泉宿。それが近年温泉マニア垂涎の青荷渓谷に佇むランプの秘湯「青荷温泉」
過去にも訪れたことがあるが、あれからしばらく月日が経っている。
久しぶりに訪れ来て見てビックリ。宿の雰囲気が斬新に様変わり。まさに日進月歩、月日は忘却のかなた。
駐車場に車を置いたら、ナンバーを見た宿のオバちゃんが「遠いところから よぐきたねし」とさっそく”現地語”でお出迎え。
一見客の飛び入り入浴受付は15:00がEND時間。私の訪れた時間がEND寸前の14:45。
おかげで日帰り入浴客の皆さんお湯から出てお帰り準備。数ある湯船はどこもわたし一人の貸切状態(喜々)あとで宿の方がこんなことは珍しいとか。
ランプの宿ということで、本館には囲炉裏を真ん中にさまざまなランプが飾られている。ランプの灯りはひな びた風情の”演出アイテム”。
本館と離れを結ぶ 吊り橋を渡る。さっそく衣類をかなぐり捨てて♨ドボン!。
私的には龍神の滝を眺めながら湯に浸かれる、その名も「滝見の湯」が断然お勧め。リラックス度満点このうえなし。
谷からそよぐ秋風は爽やかだ。ピーヒョロロと鳥が啼いた。ほとばしる”新鮮湯”が肩に打ち付ける。
湯を冷まさせようと流した冷水がお腹を擽る。女性の冷たい手で触れられたようでゾクッときた。(触られたことがないけど)
湯にさざ波がたっているようだ。まさに丸ごと天然純朴なお湯だ。
茹であがってカラカラ状態の胃の腑に 山の冷水はツ〜ンと沁み、ほのかに甘く新鮮だ。胃が嬉しがってよじれて躍っている。
長く湯に浸かっていると自分が死んでいるのかもしれないと感じる時がある。ヌル湯に長く浸かっていると体内の水分と湯が一体となり生死のはざかいを彷徨っている気分。
感覚あるのは皮膚一枚。これを会得する極意に至るまでは何百もの温泉エキスと触れ合ってきたからこそである。(なんてね)
宿の温泉効能書きの横に一筆効能番外編が記されている。曰く「落としてきた恋の傷の癒し、冷めた夫婦を温めるのには最高」
(フ〜ン 機会があれば豚妻を湯に漬けてみるかな・・・)
tokusandesuさん、こんにちわ。
有名な青荷温泉が日帰り可とは盲点でした。。
当然ダメだろうと、、調べることすらしなかったんだけど、、
次に行くときは寄ってみたいと思います。
独りでいったらなにかいい効用があったらいいんだけど。。(*´▽`*)
k-yamaneさん おはようございます。
黒石周辺は鄙びた温泉が目白押し。来る機会がありましたら梯子♨を楽しんでください。仲間連れで楽しむのも宜しいでしょうが、独り旅もなかなかなもので・・・。
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