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二度目のクマさんとの対面は2009年夏（７月25日） 北海道渡島半島「狩場山」登山口。
事前の下調べで、北海道の中でも狩場山周辺は熊の生息数が多い地域で注意が肝心と予備知識として心に留めてはいましたが・・・。
前夜狩場山登山の前線基地となる賀老の滝キャンプ場で朝を迎える。（キャンプ場はワタシだけ） 身支度整え「イザ！」
車で賀老キャンプ地から狩場山登山口の中間地点、千早川の流れを左手に見て・・・。
「んん？」ななんと、道の真ん中をクマさんが悠々と闊歩している。朝散歩だ。
（添付写真 車のフロントガラス越しに撮影）
ワタシを認めるも何ら慌てもしない悠々とした不届き先般剛毅なクマさんだ。
実はワタシもクマさんに至らずこの時点でいたって冷静沈着。沈着理由は車の中で我が身を保身できているから。
クマさん時折こちらを一瞥するがノンビリ朝散歩。ワタシもしばしクマさんと仲良く徐行運転道中漫歩。
人馴れしているのかな？ まったく目前のワタシに恐れも抱かず悠然としている。そしてクマさんは「じゃあまたね」とばかりに林の中にお隠れに。おかげでクマさんの動向をジックリ観察できたが・・・。
その後狩場山登山口に着けど頭ン中はクマさん一色。実は生まれついての小心者。蚤の心臓。クマさんの出現でクワバラクワバラとばかりに恐れをなして狩場山登山はご破算退散。
帰り道、途中の千早川温泉に注意喚起をしていただこうと「熊が出た〜！」と述べると、なんや騒がしいと言いたげな風情で「で、なんだい」といった調子で淡々としたものだ。
要するにこの界隈ではクマさんの出処進退は日常茶飯事、クマとの出会いは当たり前のことのようだ。
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