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蝦夷地はそのほとんどの地名氏素性はアイヌ語由来。本州からの渡来人には漢字表記を見ただけならとてもじゃないがチンプンカンプン。
「暑寒別岳・しょかんべつ」なる山名も考えてみれば面白い地名だ。
語源を探れば「ショ・コァン・ペツ(上の方に滝がある山)」が「しょかんべつ」なるほど、確かに「白竜の滝」が。
登山口の「南暑寒荘」から歩き始めて直ぐに「白竜の滝」ベンケペタン川の沢筋を高度が上がるに従いダケカンバの林。
突如開放的な大湿原が目の前に。北海道の尾瀬なるキャッチフレーズで称えられる大湿原「雨竜沼高層湿原」の風景がお出迎え。見渡す限りいくつもの池塘が光っている。
湿原のいたるところショウブ、アヤメ、ワタスゲ、チングルマ、湿原に欠かせない水芭蕉。
湿原を巡り「南暑寒岳・1296m」へ。大汗かきかき山頂到着。昼食タイム。目の前に雄大な姿を魅せる百名山「暑寒別岳・1491m」の威容。沢筋には残雪の帯。
ところで留萌の町で「雨竜沼湿原」に登ると伝えたら「ヒグマに気をつけてな」と注意信号。暑寒別岳周囲はヒグマ生息の濃密な所とご教示。
大正4年、苫前町の山中で発生した北海道史上最悪の「三毛別羆事件」の話をレクチャ。「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」と言うが、聞くんじゃなかった。登山口に舞い降りるまで終始心休まらに緊張感を強いられた山歩きでありました。
【添付写真】
・雨竜沼湿原 遠景の山が暑寒別岳
・南暑寒岳山頂から仰ぐ暑寒別岳
・南暑寒岳山頂 中央付近に小さく三角錐状のお山「黄金岳」が
tokusandesuさん、こんにちわ。
北海道の有名どころの湿原は
大抵行ってるんですが、雨竜沼湿原だけは
行ったことがないんですよね。
暑寒別岳共々行ってみたいんですが。
なにせ、羆の巣みたいなところみたい
ですしね。天気最高みたいで
よかったですね。( ´ ▽ ` )
k-yamane さんは長く蝦夷地に数でいたのですね。
雨竜沼湿原は昔から伝え聞いていたところでようやく本懐。
ところで帰りに北竜町の「ひまわり畑」を拝見。いやはや凄いのなんの。たまげました。早々この地域は蕎麦も美味くつい”ハシゴ蕎麦”
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