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長〜く山歩きをしていると、本棚に占める「山の本」の含有率も増えてくる。
そのなかで冒頭掲げた「清水の舞台から飛び降りて購入した高価な山の本」をひとくさり・・・。
45年前(S50年)日本の主な山岳を網羅した「日本山岳地図集成・第1集・第2集」が出版された。二冊合わせて価格は26,000円也。
若気の至りとばかりに、勢いにまかせ向こう見ずにも懐事情も顧みず「エイヤァ!」と購入。
現在、巷の古書店価格を覗くと2冊合わせて±3000円程度。そりゃそうだ。
45年前の山の地図なんざ現況からみても胡散臭くなっている。
実は二昔前、この地図を頼りに、岩手の夏油温泉〜牛形山〜焼石岳縦走を試み、牛形山から焼石岳への山道は「???アレレ道がない」周囲を探せどかっての道筋は樹木に覆われ藪の中。
さて「高価な本」の本題です。
本棚に居並ぶ一冊の購入した本として(15年前)もっとも高価な本が、日本山岳会編集の「新日本山岳誌」
内容と値段から考えるに、個人購入者向けより図書館様ご用達でしょうか(2005年出版・18,000円也・現在新版が出て19,800円)
本書の前身は、明治39年出版された「日本山嶽志」
「新日本山岳誌」は日本山岳会が創立百周年の記念事業として出版された本である。
本に載せられた山座数は3000座。1992ページの大著。
ちなみに三省堂の「日本山名辞典」は25000もの山を載せているが、こちらは「山名・場所・標高」のみと、いたって簡易。
「新日本山岳誌」は山名の氏素性、山名の由来や山名の別称も取り上げられ、小生が「日記」を記す際、さも知ったかぶりして偉そうに山の能書き御託を述べているが、なにを隠そう「新日本山岳誌」がその情報源の源なんでありますね。
※ 「日本山岳地図集成」と「「新日本山岳誌」
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