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山歩きの一休みで、山の蘊蓄本に「山では腰を下ろして休むより、立ったまま休むこと」と、多くはそう書かれている。
ワタシ的には前々から、これは合理的でないような気がするのだが・・・。
ワタシなんざ、そんな教えは屁の河童。疲れたらリュックを下ろし、草原に大の字になって思いきり手足を伸ばし、大きく深呼吸でもする方がよっぽど疲れが早くとれる。(ような気がする)
一般論として「立ったまま休んだ方がいい」というのは、すぐそのあとで、また歩き出すことを条件としているからだろう。
しかし私のように「ノンビリ、のほほん」と、景色を愛でながら先を急がない山旅実践者の価値観から鑑みて、なにも無理して立ったまま休まず、自分の体の要求に従って大地に長々と寝そべるのもまたヨシかな。
ひと汗かいたらリュックを放り投げ、川で顔を洗うのもヨシ。靴を脱ぎ素足になるもヨシ。
意外と思われるが、単独山行のほうが休憩のとり方がむずかしい。
理由は単純明快、自分を甘やかしてしまうから。つい長々と休憩し、身体がダラケてしまう体たらく。
結局山歩きは登りも下りも、あせらず急がず、ゆっくりズムで、一定時間で歩く方が疲れず長続きする様だとの結論に。「ウサギとカメ」の、カメさん歩きですね。
こんにちは、tokusandesuさn。
ソロ登山なら休憩は、目的やペースに合わせた色々なスタイルでとれますよね。
私は、上りでは苦しくなれば立ち止まって、息切れが少し治まれば速やかに登りだす、を繰り返して、一度動き出したエンジンには適度に負荷をかけ続ける、多少クライマーズハイのような感じでペースを維持して、淡々と登っていくスタイルです。
長い休憩は、汗が引くかわりに体が冷えてくるので、食事の時以外はあまり取ることがないです。
私の場合の山登りは、体を多少痛めつけて、心肺機能や筋肉に活力を与えることも目的なのでこうしたスタイルになりますが、でも、登山は非日常の世界を楽しむ行動ですから、しっかり濃密に長い時間で楽しむことが、心の面で満足度が高いのではと思います。長めの休憩も山をじっくり楽しむ一環と考えても良いですよね。
日帰り登山だと下山時間で制限が出てくるので、長い休憩を取れない事情になることもありますから、テント泊や山小屋泊はそうした制限が減って山を長い時間楽しめるわけで、そういう意味で贅沢なプランだとも言えますね。
atov さん今晩は。長文のコメントいただきありがとうございます。
「日記」にも記しましたが、確かにソロ歩きは融通が利きすぎ自分本位に歩き回り緊張感も欠けることも。
私も長い山歩きで会得したのが「あせらずゆっくり淡々と登っていくスタイル」
昔は仲間を集めちょっとした「山の会モドキ」を拵え山歩きを楽しんでおりましたが、予定を立てたり、安全を考えたり、道具、食料etc・・・。面倒この上なし。
今ではモッパラ一人で我が世の春(山)を謳歌三昧。登るも止めちまうのも好き放題で温泉ドボン‼(笑)
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