私の仲間連中は仕事中毒者で溢れかえっている。晴耕雨読酒池肉林暴飲暴食、自分をコントロールできない方々ばかりなり。
先年、そんな仕事中毒者に“自然崇拝賛歌話”を推挙レクチャアしたら「ヨ〜シ オレも!」とばかりに東北の山野に詣で、山のいで湯に浸かって月を眺め、ノンビリと英気を養う日々を過ごそうと旅に出たのは好いが、三日目に「寂しくなり、退屈で帰ってきた」と。
一夜漬け即席自然崇拝甘受を目論んだ仕事中毒者の顛末でした。
また、スキー大好き知人が、早期退職優遇制度なる“甘言”(多額割り増し退職金)に乗っかって退職し、北海道の山野(ニセコ)に移り住んだが・・・。
数年前再会したが、奥様の口からは、周囲は便利なものが何一つ無い山野、後悔の愚痴と溜息。
私も長年住み慣れた緑溢れる、呆れかえるほどなにもないド田舎村から、お隣の田舎町に移り住み、街に移り住んで正解でした。ここは(街)まさに痒い所に手が届く快適至極便利この上なし。
その根拠は、歩いて10分以内に、コンビニ、ドラックストア、役場、図書館、居酒屋、スーパー、病院、交番、御臨終の際にお世話になる火葬場、そしてお隣に葬儀場、etc.・・・。
すべて揃っている恵まれた環境だ。ここなら歳を召しまし、足腰弱くなっても三途の川をつつがなく渡れそうだ。
皆さんよく口にされるのが「老後は田舎暮らしで新鮮な野菜を作って・・・」と夢を語るが然にあらず。都会生活を謳歌した方が、突然見よう見まねで野菜作りに手を染めてもね‥…。
町中なら下駄ばきで、近くのスーパーに通えば、プロの方が作った新鮮で美味しい野菜が労せず食べられる。(人其々の価値観なれど)
日曜夕刻のTV番組で、老後の住まいを田舎に移し、充実した第二の人生を歩む人たちの暮らしぶりを、美しい風景や、美味しい食べ物などと共に紹介する“某TV番組”がある。
その後の“あの方たち”の今を、週刊誌で取り上げられているのを目にしたが、意外や多くの方が、結局は田舎暮らしに挫折し、都会にUターンしているとお聞きする。
Uターンの多くの原因は「周囲に生活環境に必要な、なにもない不便さ」
人間みな平等に老いが進む。老いが進めば進むほど、実は田舎暮らしより、生活に必要なもろもろのものがすべて揃っている都会暮らし(街中)が一番ですよとの結論に(個人の主観的感想です)
tokusandesuさん、こんばんわ。
昔みたいに55歳定年なら、まだ田舎暮らしの
パワーは残っているんでしょうけど、
65歳とか、それ以降だとね。。
ましてや都会とは何もかも自分でやらなきゃ
いけない田舎の生活は体力的にまず無理があるかと。
野菜作りも今はスーパーで買った方が安いですしね。
うちは余った畑を都会の人に貸してるんですが、
大抵は1年で根をあげて返却です。(*´▽`*)
k-yamane さんおはようございます。
田舎暮らしも結構なれど、田舎生活を知らない都会人が夢と希望をもって移住しても・・・。生活して初めて現実を観ることに。
一生懸命野菜作りに精を出しても、いかんせんド素人。プロにはかないません。賢妻が極小庭に夏野菜を育てるが、水だ肥料だ虫だなんだかんだ。
私は口出ししませんが、陰で、スーパーに行きゃあ、プロの造った美味しい立派な野菜が食べられるのにと。(笑)
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