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甲州に入る前に、富士見町「入笠山」(にゅうかさやま・1,955m)でしばし眺望を楽しもうと訪問。
入笠山は、私的には山登りはさておき、360度の大展望のが広がりを楽しむ展望の山である。
山の名から察せられるように、刈り取った稲の束を積み重ねた「にお」が転化して入笠山。
山頂はあら不思議、草木一つないなだらかな膚山。円錐状残丘と言うそうな。
「円錐状残丘」あまり聞きなれないが・・・。意味するところは、そこだけ周囲よりも岩盤が硬いため侵食から取り残されたところ。
この地域は有名なフォッサマグナの断層が走っているところ。因果関係でもあるのだろうか?
面白いことに山頂部は“素っ裸”だが、一歩下れば美しい黄金色に染まるカラマツを中心とした針葉樹。そして広々とした湿原など、多様な姿を垣間見せる山である。
山頂に立ち、我が身をグルリと回転遠望すれば、有名処のお山が一望だ。
八ヶ岳・南アルプス・富士山・諏訪湖・御岳山・乗鞍岳・美ヶ原・霧ヶ峰の大パノラマが広がる。
何といっても目を奪われるのは大きな塊のように威圧する八ヶ岳の山容だ。
風景を愛でながら松本で仕入れた野沢菜を肴に🍙をパクつく。渋茶をゴクリ。
・入笠山山頂
・目の前にどっしりとした山容の八ヶ岳
・遠く槍ヶ岳も雪に包まれ輝いている