車中泊となれば、皆が思い浮かぶば全国に網羅する「道の駅」
道の駅では狭い車内で蠢くだけ。人間寛ぐときはテーブル広げ、椅子に座ってコーヒーの苦み走った香りを寛ぎたいもの。
そんな自分勝手な私に、願ったりかなったりの最適車中泊地が甲州山梨市にお隠れになっているんでありますよ。その名も「笛吹川フルーツ公園」 この地域に居候するときの私の定番車中泊地。
公園は山梨市郊外の丘の上に位置し(標高580m)正面に富士の峰に南アルプスの山並み。夜には「新日本三大夜景」に認定されたとあって、満点の星空と甲府盆地の夜景がネオンの如く冬空に煌めく。
丘の上には車中泊者にうってつけ、とぼけた名の天然温泉「ぷくぷく温泉」が湯煙挙げて手招いている。
午後「ぷくぷく温泉」でのぼせ上がり、公園の芝に座り、ビールを飲むといい気分になりウトウトしてくる。台地が寝床のうたた寝だ。これこそ贅沢極まる褥(しとね)というものだ。
※ 二週間の秋旅徒然日記はこれで the end おしまいです。
・フルーツ公園と公園車中泊駐車場
・フルーツ公園からの甲府の夜景