冒頭のお題目 “最低山”???「丸山」に「?」マークを掲げた理由は、内房海岸脇にある富津市「稲荷山古墳・16m」と “千葉県最低山”の覇権争いが起きているわけでありまして…。
確かに標高的には「稲荷山古墳」に軍配が上がるが 「稲荷山」は昔人(6世紀築山)の手で盛られた古墳のお山。かたや「丸山」は自然地形のお山。はてさて築山古墳か、自然地形のお山を取るか?
そんなわけで、未だ侃々諤々論戦尽きず、最低山お墨付きの決着を見ていないのでありますね。私的には「丸山」の方に分があるようにも思えるが、まあ人其々の価値観の思うままに…。
ってんで、やってきました「丸山」へ。(ええ暇なんです)
近くから眺めると、お椀を伏せたような山姿。まさに名は体を表す「真ん丸」だ。(添付写真)
鳥居を潜り急な石階段を上る。周囲は杉が繁っている。
お山のテッペンに丸山神社が鎮座。灯篭や石碑を読み解くと「享保」「寛政」「文化」の年号が・・・。古くから地元でお祀りされてきた鎮守の森だ。
山頂は杉とスタジイの樹が繁っている。冬の木漏れ日が木々の間からチラチラ降ってくる。展望は悪いが千葉県ブランド米でその名もとどろく「多古米」の田園地帯が広がる。頭上を飛行機が成田着陸低空姿勢でかすめ飛ぶ。
山登りも遊び心が肝心。皆さんも高みの山ばかり目指さんと、たまにはノンビリ、自県の最低山を制覇されたらいかがでしょうか。
・お椀を伏せたような「円山」のお姿
・木立ち繁る山頂に天照皇太神の苔むした石碑
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