|
新しい年の初め、当然おめでたい常套句「新年あけましておめでとうございます」
先ほど郵便受けを開けたら年賀状が届いている。こちらはもうかれこれ十年前から一枚も出さないのだが、戴きっぱなしで若干心が咎める気持ちも・・・。
どうせ戴けるのなら、葉書よりも、もっと役に立つ美味しいモノとか、上等なモノを戴いた方・・・・・。冗談ですよ。
送る方々にしてみれば、気ぜわしい師走に63円の葉書に「賀正」「謹賀新年」等々の文言を刷り込んでいるお姿を想像し慙愧の念に堪えない思い。
失礼ながら、送ってくださった方々には申し訳ないが、こちらは一枚も出さない身。目を通すなんざ片手落ちですからね。
実を申せば、年賀状を出さない理由は、郵便物が混雑する年末年始、日本全国多量な年賀状を投函し、それによって思いカバンを背負って町内を汗して回る郵便屋さんに、少しでも迷惑かけまいとする、私なりの思いやりである。
いわば通勤時間帯での電車などの、ラッシュアワーを避けて出かける気持ちと同じである。（新年早々挨拶の儀に戯言妄言陳謝）
昨年早々からの忌まわしい阿鼻狂乱「コロナ過」騒動から早一年。
いっそ「謹賀新年」と書くより「祈願コロナ撲滅新年」と書いた方が実感が湧くように思えるが。
やはりおめでたい一年の初め、世間は縁起を担ぐのが人情。年賀状に“そんな悪戯”賀状を出したんでは叱られてしまいますね。
