5月にオバマ大統領が広島に来て、今日安倍総理が真珠湾に行った。
そして、オバマは天から悪魔が降って来たようなことを言い、安部さんは平和な日常が突然壊されたような事を言って、お互いに誰がやったのかといふ事を云はない。
TVでは、これで日米が寛容の精神で和解したと言って喜んでいるが、私の考えはこれとは違う。
私は、先ず日本の総理大臣が、米国に宣戦布告なき「奇襲攻撃」を詫びるべきだと思う。例えそれが日本大使館のヘマだったとしても、いくら何でも奇襲攻撃は卑怯な振る舞いには違いない。
もともと、宣戦布告をするとしても、奇襲攻撃の30分前に届ける予定になっていた。だから、奇襲隊長の報告も「トラ・トラ・トラ」(吾奇襲に成功せり」だった。
先ず日本側が先に謝って、その上で「原爆」と「都市の無差別殺戮」に対する謝罪を米国に対して要求すべきだと思う。
アメリカでは、原爆は多くの兵士の命を助けたと教育されてるようだが、これは人種差別と人体実験だった。
日本が先に謝っても、アメリカが原爆を謝罪するとは限らないが、それでも日本が先に謝罪しなければ、アメリカが謝罪する訳がないだろう。
でも、奇襲攻撃を日本が謝罪すれば、少なくともアメリカも原爆の謝罪に対するハードルが少しは低くなる。
その上で日本は事あるたびに、それをアメリカに執拗に求めて行かなければならないだろう。そうすれば、世界の人々も日本の言ってることは最もだと思うだろう。要は、物事に「筋」が通っているか否かが重要である。
先日も、東欧のある人が、オバマの演説を聞いて、「綺麗事の言葉は聞き飽きた、もううんざりだ」と言っていたが、アメリカの偽善者ぶりも来るところまで来てしまったといふ気がする。
「和解の力」等の空疎な言葉で、胡麻化さないで貰いたい。
その点、トランプは少なくとも、オバマやヒラリーほど偽善者ではない。そう云ふ意味で私はトランプに期待している。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する