わずか2タップで我欲を叶えるようにデザインされているので、ヒトの注意を奪って集中することを妨げ、中身のないエンターテイメントに時間を捧げることになってしまう・・・
でも、最近はあらゆる認証に必要となっていて、捨てることもできなくなってしまった・・
スマホでは唯一、GPSと地図の連動機能だけは素晴らしいと思う。
本当は紙の地図とコンパス、周囲の地形で現在位置を把握して方向感覚を鍛えるのが良いのだと思うけど、登山では迷うことイコール命に関わってしまう。
その点、スマホは、ダウンロードした地図と照合するだけで、見通しの悪くて作業道が入り組んでいる低山でも手軽に正確な位置を知ることができる。これで数回道迷いを回避することができた。
ただ、携帯電話本来の目的である、通信という面では、3Gから4G、5Gとデータ通信を高速化するたびに、電波が狭くなっているため、登山道で圏外になることが多くなったと思う。
スマホがあると何でも便利になりますよと、スマホを持たせて、個人を管理し、消費を促しているけれど、それが遭難者の増加ももたらしていなければよいのだけど。