今回は3日間で60km歩き、岐阜県の東海自然歩道を終わらせる予定だが、完歩するには二日目に関ケ原の松尾山を過ぎている必要がある。しかし、松尾山を越えるには約3時間かかり、その間にエスケープ路はないので、一日目になるべく先まで歩いておきたい。関ケ原の戦いでは小早川秀秋の布陣した松尾山が戦況を決める重要な役割を果たしたが、私の歩行も松尾山が重要な鍵となりそうである。また、暫く長時間歩いていないので体力に不安もある。
10/31 前回歩行終了地点の瑞岩寺近くから美濃国分寺跡までは14km程だがその先は車が入れない道が5km程つずき、梅谷集落に出る。ヤマレコの山行計画・行動予定(普通の人の1.2倍)では10時に出発すると国分寺跡は15時過ぎ、梅谷は16時半となっている。
日が短い今は16時過ぎまでは歩きたくないので、まず、出発時間を早める努力をする。朝自宅から始発電車に乗り、名古屋から大垣までも特急列車に乗ると揖斐川鉄道は20分早い電車に乗れた。揖斐川駅からは前日にタクシーを予約しておいたので出発地点には9時に着くことができた。
またいつもは有名な寺や観光地に立ち寄るのだが今回は極力パスするつもりだ。
瑞岩寺付近から始まる池田山麓の道は基本的に2車線(片側1車線)の立派な県道である。しかし、山麓に作られた道の例に漏れず登ったり下ったりである。先を急ぎたいが、長丁場なのでゆっくりと歩く。この道は平地から20m程高い所に作られているので左側を見ると遠くまで見渡せる。しかし、晴れてはいるが、遠くはボヤっと霞んでいる。名古屋のビルが見えるかと目を凝らしたが、ダメだった。
11:20 霞間ヶ渓、12:00 池田温泉道の駅、12:20 円興寺トンネル 東海自然歩道は円興寺トンネルの上の円興寺峠を通るのだが現在通行止め。仕方なく?いや、喜んでトンネルを通る迂回路を行く。これで20分程時間短縮。
円興寺を過ぎ時間の目途が立ったので、梅谷まで行くことにし、円興寺、美濃国分寺を参拝する。14時頃今日唯一の自然の歩道に入る。平尾第二ダム、平尾第一ダムと林道をたどり、最後は10分程山道を歩く。
14:40 車の往来が多い県道の下をくぐると遠くに梅谷集落が見えた。梅谷集落からは毎時21分に垂井駅行きの町営バスが出ている。余裕でバス停に着くと思ったが、気のゆるみか、地図読みが不正確か、指導票の不備か、道に迷いバス停に着いたのは定刻5分前だった。
最後は少し慌てたが、歩行初日は18kmを6時間で歩き終えた。夕方には大分疲れを感じ明日の体調に不安を感じたが、夕食に猪鍋を食べ、10時間近く睡眠をとった所、翌日には疲れは取れていた。
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