(11/29は東海自然歩道は歩かず、南禅寺、永観堂、銀閣寺、詩仙堂等を参拝、いや紅葉見物をした。)
まず撮鉄気分で叡山電車の運転席横の窓から紅葉のトンネルをカメラに納める。紅葉の見頃は過ぎたとの事だが、十分堪能できた。
10時、貴船口駅から県道を歩き始める。今日も晴れて寒い。
20分程で二ノ瀬集落となるが県道から右折する所を見逃し、しばらくウロウロ。やっと貴船川、叡山電車の線路を渡り、登山道に入る。道は良く整備されている。
10:45 夜泣峠直前のところで突然登山道が10mほど崩落している。迂回のため崩落個所上部を目指してよじ登ろうとしたが、急坂で危険個所もあり、思うように前進出来ない。高巻いたトレールも見あたらないので、諦めて戻ることにする。高齢者の単独行は安全第一である。
帰路、迂回路が無いか注意しながら歩くが、無し。結局登山口まで戻る。
昔、悲運の幼い皇子が夜、この峠を泣きながら運ばれたとの伝説から、夜泣峠になったようだが、私は晴れた昼間なのに峠が越せずに心で泣きながら引き返したのである。
叡山電車の踏切手前で休憩しながら善後策を練る。
地図には他の山越えルートは無いようなので、県道を歩き夜泣峠からの東海自然歩道に合流することにした。
県道を歩き始めるとすぐに、朝叡山電車から見た紅葉のトンネルの所で見たと思われる鉄橋に気が付いた。トンネルにある鉄橋?ということで写真を1枚(写真1)
12:00 山幸橋(貴船川と鴨川の合流地点)で東海自然歩道と合流する。あまり遠回りにならない県道があり、たすかった。
13:50 鷹峰・源光庵で歩行を終える。紅葉の源光庵(写真3)、常照寺、光悦寺を参拝する。
歩行前に京都府の東海自然歩道の通行止め情報を見たが、夜泣峠はなかったので安心していた。所が崩壊で通行止めだったので、最近崩壊したばかりで通行止め情報が無いのだろうと思った。
後日、調べると、京都一周トレイル関連で通行止めと迂回路についての記事があった。しかし、迂回路の入り口の標識が無いとの指摘の記事もあった。標識が無く、迂回路があることを知らなかったので、「迂回路に気ずかなかったのは仕方がなかった」と自分に言い訳をした。
京都には京都一周トレイルがあり、歩く人は東海自然歩道より多いようだ。トレイルと自然歩道の共用区間を歩いていると一周トレイルの迂回路情報に気が付く。問題は一周トレイルの迂回路や通行止め情報を東海自然歩道に適用して良いのかということである。千葉県に住んでいる私にとって一周トレイルは遠い存在で、東海自然歩道とどこまで同じルートなのか不明である。夜泣峠の場合、実際に歩き始めてから東海自然歩道と一周トレイルが共用している事に気が付いた。仮に歩いている時一周トレイルの迂回路を私が見付けたら、その迂回路をすぐに行っただろうか?多いに悩んだだろう。事実、二ノ瀬〜夜泣峠は両者同じトレイルだが、夜泣峠からは別のトレイルになるようだ。
他県では東海自然歩道の通行止め情報は最新のものが発信されておりそれを見て計画を立てた。京都府の東海自然歩道関連の広報を見ると、「スズメバチによる通行止め解除」以外何も情報が無い。「夜泣峠の通行止め」は数年前からなのに言及されていない。
京都府は通行止め情報を発信しているのだろうか?一周トレイルの迂回路情報があるから自分の所では発信する必要が無いと考えているのだろうか?いっそのこと「通行止め情報は発信していません」と発信してくれればそれなりに対応するのだが。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する