朝、千葉県の自宅を出て大原・野村別れバス停に着いたのは10時だった。前回比叡山から野村別れまで歩いたのは雨上がりの6月で、初めてヒルにやられた苦い経験がある。今日は風もなく日が差しているが、寒い。道路を見ると最近雨が降ったようで濡れている。今日の京都市の天気予報は晴れ、雨の予報は無い。良い歩行日和になりそうだ。
しかし、半時間ほど歩き、江文峠手前の山道に差し掛かると、雨が降り出す。慌てて傘を出して歩く。10分程で雨は上がるが、手に持っている濡れた傘がなかなか乾かない。
その後天候は回復、陽も差してくる。薬王坂を越え、13時頃鞍馬寺の手前で突然雨が降り出す。すぐ止むと思って歩いていたが、本格的な降りとなり靴の中も濡れてくる。濡れついでに鞍馬寺駅から県道を貴船口駅まで歩き、13時半に予定の歩行を終える。
雨は止まなかったが、貴船口駅の紅葉は今日一番の見事な紅葉だった。
その後叡山電車で鞍馬寺駅に戻り、雨が小降りになるのを待って、鞍馬寺を参拝する。鞍馬寺の紅葉は盛りを過ぎたようだった。
鞍馬寺から貴船神社まで山道を歩いていく予定だったが、貴船神社参拝は次の機会に譲る事にした。
貴船神社の祭神は水神で、祈雨・止雨の神を祀り、全国に2000社ある貴船神社の総本宮との事である。予報にない突然の雨は、最近雨が少ないのを憂いた誰かが祈雨したのだろう。いや、今日は貴船神社に来るなとの水神のお告げなのかもしれない。
5月には大原に泊まり比叡山を歩く予定が大雨で中止、6月にリベンジで比叡山を歩いたときにはヒルにやられ、今回の雨を考えると以前にの日記にも述べたが大原は私にとって鬼門のようだ。
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