しかし、ここで問題が生じる。桜餅、おはぎは「本日中にお召し上がりください。」と言われたのだ。明日の昼食用なのに。ホテルの冷蔵庫に入れて明日の午前中に食べれば大丈夫だろうと自分に言い聞かせる。
4/11の歩行は鈴虫寺から善峯寺までだが最後に金蔵寺から善峯(よしみね)寺の山道を歩くのを避けるため善峯寺から逆方向に歩くことにした。運が良ければ善峯寺で桜に出会えるはずだ。
9時バス停から善峯寺山門目指して急坂を登る。東海自然歩道は善峯寺の脇の林道を行くのだが、桜を期待して寺経由の道を選択する。山門で一息つき、本堂を参拝。次いで天然記念物の遊龍の松、松の先には・・公生母お手植えのしだれ桜、残念ながらしだれ桜は満開ではなかった。(写真1)
チョット落胆して先に進むと、山の斜面に満開の桜が山を埋めつくす勢いで咲いている。吉野山の「一目千本」ではないが、よしみね寺の「一目百本」と言って差支えないだろう。1本1本は普通の桜だが、斜面に沢山の桜が咲いていると壮観である。
平地だと沢山の桜があっても、1度に見えるのは2〜3本だが、斜面では百本でも1度に見える理屈だ。(写真2)
「この桜の下で桜餅を食べたらさぞ美味いだろうな」と思ったが、寺院内は何処も飲食禁止なので我慢し善峯寺を出た所で美味しく頂いた。
12時、金蔵寺では桂昌院お手植えのしだれ桜(樹齢300年)が満開。
13時、大原野の正法寺に寄り道、満開の石庭のしだれ桜に面会する。
14時、花の寺・勝持寺の西行桜は地面に花びらが満開。(写真3)
15時半、目的地鈴虫寺まで1時間ほどだが、疲れがたまったので桂坂公園(新興住宅地内)で歩行を止める。阪急線桂駅まで多数のバスが出ているので、次回は便利だろ。
花見で遅くなり予定どうりには歩けなかったが悔いはない。
写真にキャプションを付けている時???と思った。金蔵寺と善峯寺のしだれ桜(樹齢300年)がどちらも徳川綱吉生母桂昌院のお手植えなのだ。どちらかが間違いか真似ををしたのかと思い、調べてみた。
https://chidori-jyuku.jimdo.com/
どうやら桂昌院の権力は絶大で、金蔵寺と善峯寺の両方に多額の寄付をしたようで、両寺に桜があっても間違いないようだ。お手植えかどうかはまでは分からないが。
私の東海自然歩道の記録
https://trekking10.shop/toukai-si/sousyuuhenn/recordf.html
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