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前回の歩行終了地点、西明寺から歩き出すと早速清滝川が見えてきた。しかし川の雰囲気が前回と何か違う。水量が多く、流れも速い。茶色に濁ってはいないが川底が見えない。急に心配になった。2か所潜水橋を渡るはずだが大丈夫だろうか?しかし、ここで心配しても始まらない。渡れなければ引き返せばよいと、覚悟を決めて歩き始める。
清滝川というと透明で清らか、子供が川の中で遊べるというイメージがある。しかし、清滝川沿いの道を歩いていると水は音を立てて流れており、川に入れば大人でも危険なほどの水量である。水量が多いせいか、川の景色は何処も同じに見える。しかし、問題の潜水橋は濁流にさらされていたが水没しておらず、無事渡ることができた。(写真2)
清滝川から1時間ほどで嵐山地区に入ると予想外の満開の桜が迎えてくれた。通常だと4/10頃嵐山近辺は葉桜の季節だが、今年は桜の開花が遅れていたようだ。満開の桜に出会えるのは幸運で滅多にある事ではない。歩行が多少遅れても花見をすることにした。
二尊院、御髪神社、嵐山公園と花見をし、桂川の畔にでた。桂川の岸辺では外国人の人波と桜が歓迎してくれた。が何かが以前来た時の桂川と違うのだ(写真3-1)。道には人が溢れているいるのに、静かな川面には何もない。以前は多くの船が浮かび、人声が満ちていた。そうか、桂川は清滝川の下流なので、一見静かに流れているように見える桂川も危険で船が出せないのだろう。清滝川の濁流がここでも影響を与えているようだ。
渡月橋を渡りまた自然歩道のコースを外れ法輪寺へ。この寺は高台にあり満開の桜が見下ろせた。松尾大社でも花見をして鈴虫寺に着いたのは15:40ここで足に違和感を生じる。ちょうどバス停があったので、これ幸いと歩行を終わらせた。


前回までの東海自然歩道の記録
https://trekking10.shop/toukai-si/sousyuuhenn/recordf.html


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