終活登山日記28 2024年問題と東海自然歩道

5月下旬に京都と大阪の東海自然歩道を歩き、あちこちでバスに乗った際、？？と思った。6月からバス時刻が変わる（減便）と書いてあるのだ。通常バス時刻の変更は4月なのになぜ今頃？そのうち思い当たった。2024年問題,時間外労働・上限規制終了によりバスの運転手不足で減便するという事のようだ。

黒字路線でも減便するとの事なので、赤字路線にある東海自然歩道のバス便は減便必須であろう。東海自然歩道では登山口と下山口が違うので、バスを利用する事が多いがそれが減便、廃止されるとますます歩きにくくなる。
私の東海自然歩道は数日後に完歩できそうなので、間一髪間に合ったようだ。

京都府南山城村を歩いた時、村タクに3回お世話になった。1回300円で村内（村外も可）何処へでも運んでもらえた。このような制度が日本中に普及したら過疎地の交通問題は解決し、東海自然歩道も歩き安くなるだろう。

2024年問題についてとやかく言うつもりはないが、バス、タクシー運転手の不足は現実問題である。一つの解決策は第二種免許を取りやすくする事だろう。車の性能や通信環境が良くなっているので、二種免許を取る条件を緩め、安く短時間に取得できれば少しは運転手不足解消になると思う。

もう一つの解決策は…ヒッチハイクである。私の若い頃はヒッチハイクは一つの文化だった。今回の東海自然歩道でも10回ほどヒッチハイクをした。合図をした車の1/10程度の確率で乗せてもらえた。感謝である。
私は今の日本ではヒッチハイクは安全であると信じている。愛知県で止まってくれた車のドライバーは外国人だったが。

私のHPの東海自然歩道は
　https://trekking10.shop/toukai-si/sousyuuhenn/recordf.html