旧石鎚山登山口に珍景発見

今日、数年ぶりに高瀑探勝に出かけた帰り、少し珍しいモノを見つけました。それは石鎚山黒川コース(現在通行禁止)登山口の斜め向かいの加茂川の川床。そこは渓谷状を成していたのですが、川床に長さ10mを超える、鮒(ふな)の形そっくりな巨石の板状立石があったのです。写真では分かり辛いかも知れませんが、現地で見ると納得します。もしかして「鮒石」という名が付いているかも？

次は石鎚山今宮コース登山口前の三碧橋北袂。そこから東方向に二つ連続する素掘り隧道があったのです。
これは三碧橋が架橋される前の旧道で、二つ目のトンネルの先には、ヤブ化して渡ることができない河口(こうぐち)橋が廃墟の佇まいを見せています。

石鎚観光のバスも通る県道12号にも素掘りトンネルはありますが、ここの隧道は旧日本軍の隧道のようで粗削り。一つ目のトンネルは壁面に自然にできた穴が開いています。夕方等に通ると不気味。

尚、三碧橋付近はご存知(?)三碧峡(さんぺききょう)という景勝地で、前述隧道辺りの川側の岩壁はそそり立っています。

後日、四国最大の滝・高瀑の山行記録をアップ予定。