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高山植物が見られたのは、登山口のオルコネスから、ベースキャンプ(プラザデムーラス4300m)の手前までで、それより上は無機質な世界でした。
オルコネス登山口のレンジャーステーションで、アコンカグアの花のパネル展示があり、そのパネルと照合して、花の名前を調べたものです。
画像1
Chaetanthera spathulifolia
キク科で、アルゼンチンやチリの標高2700〜4100mの高地に生育する多年草。黄色い花を咲かせるが、花をつけているものは見れなかったのは残念だった。
葉が幾重にも重なって、とても美しい。2度見ただけであった。
こちらのサイトに、花を付けた画像がありました。葉もかわいいが、花もかわいいです。
https://faunayfloradelargentinanativa.blogspot.com/2021/09/chaetanthera-spathulifolia.html
画像2
Calophora coronata
チリやアルゼンチンの標高2000m以上の乾燥した岩場に生育しており、涼しく乾燥した冬期を経て開花する。花はランプシェードのような形をしており、5cmほど。日本で見られない形の花で印象に残った。この花も2度見ただけであった。ムーラに踏まれずに残っていてくれた。
画像3
Astragalus arnottianus
マメ科で、アルゼンチン西部〜チリ中部の高山地帯、主に標高2000〜3000mに分布する多年草。地表にへばりつくように生育し、紫色の花を咲かせます。
赤いのは実。紫色の花を付けたものは何度か見たが、赤い実と紫の花がバランスよく写せたのが無く、添付したのは赤い実だけの写真です。この植物は、アコンカグアで一番多く見ました。
花の様に見える赤い実は、80年前の小説「アコンカグア山頂の嵐」、チボル・セケリ著にも出てきました。
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