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花だけでなく針葉樹や広葉樹に会う
サルオガセとかヤドリギとか変わった植物にも会う
それらの名前を何とかして調べて、ついでにその植物や花についてのうんちくを知る。
それを繰り返すうちに花とか樹木、はては植物そのものに興味が湧いてきた
そんな時にふと出会ったのが本書
考えてみれば植物についてまともに本で読んだ事がない
動物なら色々知ってる。そもそも男の子は昆虫とか恐竜、爬虫類が好きなものだ
脊椎動物は魚類→両生類→爬虫類→哺乳類・鳥類に進化したくらい知ってるが、植物の進化の系統はさっぱりだ。
この本で一番感銘を受けたのは、SMAPの「世界に一つだけの花」の歌詞にかこつけた話
"ナンバー1にならなくてもいい
もともと特別なオンリー1"
有名な歌詞ですな
生物の世界ではナンバー1でなければならない。ナンバー1になるために生物は熾烈な生存競争を繰り広げる。それこそどちらかが絶滅するまで戦いをやめない
なんだ、ナンバー1にならなきゃならんのか。でもそれならなんでこんなに沢山の種が地球では共存出来ているのか。
実は全ての生物は「ずらして」ナンバー1になっている。高山という過酷な環境に適応したから高山帯で繁茂する。
「もともと特別なオンリー1」じゃなくてオンリー1になるために自らを磨いた(進化した)からこそナンバー1になったと言う事である
つまり、生物は根本的な姿勢として、他の種と戦わないようにしている。
そういう見方が出来るようになっただけでも読んだ甲斐があった
著者は他にも沢山本を出しているようなので
おいおい読みたいと思う
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