間ノ岳の標高が3189mから3190mに改定され、奥穂高岳と並んで日本第3位になったことは記憶に新しいですが、北岳が3192mから3193mに改定されたのはもう10年も前の事だったとは意外でした。
私の中では北岳は第2位で3192m、第3位は奥穂で3190m、4位は間ノ岳3189m、5位は槍ヶ岳3180mとしてずっと記憶していました。
南北アルプスが順に並んでいてバランスもよく気に入っていました。
標高の改定は測量技術の向上によるもので、素人がとやかく言うことではないのですが、ちょっと違和感が有るのは私だけでは無いと思います。
ところで日記のタイトル、私が山を始めたころ剱岳は3003mでした。
それがある日突然(ではないのでしょうが)2998mに改定されてしまい、3000mを割り込んでしまったのは当時非常にショックでした。
以前、剱岳の山行記録に書いたのですが、あの頃(昭和40年代)の剱岳は気軽に登れる山ではなく、山の経験を積んでいつしか登れる「憧れの山」でした。
日本の3000m峰は20座ほど(数え方によって多少違うようです)と極わずか、栄えある3000m峰から剱が落選してしまったようで悲しかったものです。
結局私が剱岳に初めて登ったのは山を始めて7年目の1976年で2998mの剱岳でした。
立山駅から歩き始め称名の滝から大日岳を越えて剱沢へ、3日目に剱岳山頂に立ち、自分もやっとここまで来たか、と大きな達成感がありました。
あれから何回も剱は登りました、標高も少し高くなって2999mまで復活(?)しました。
3000mまであと少し!頑張れ!と、応援しています。
山に行けない連休、こんな時に限って天気が良いですね。
みんなシーズン始めの雪山を楽しんでいるだろうな〜
山に行けない悔しさを紛らわす駄文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
<(_ _)>
yamayaさん。こんばんわ。秋に別山に行ったときのこと。目の前に大迫力の劔を見ながら、たまたまその場に居合わせた方たちとその話題になりました。で、3000mを切った劔はその価値が落ちたか、いっそみんなで1mほどこっそり岩でも積み上げたらどうか、いやいや1m足りなくても劔は劔。その価値にいささかの揺るぎもなく、登山者みんなの憧れであることに違いはないだろう。などと楽しいひと時を過ごしました。
この好天に連休に山に行けないのは寂しい限りですがご自愛ください。ちなみに私も仕事でお山はお休みです。
s-katayamaさんこんばんは。
コメントありがとうございます。
連休なのにお仕事ご苦労様です。
3000m有ろうが無かろうが山の魅力には全く関係ないですよね、測量の結果で一喜一憂しているのは愚かな人間だけで、きっと山の神様は笑っていますね。
たしかに、山の話題であ〜だこ〜だと盛り上がるのは良く有ることで、これも山の楽しみの一つですね
立山三山の記録拝見しました。
天気が良くて絶好の展望を楽しまれたようですね
私は今年はs-katayamaさんが行かれたちょうど1ヶ月前に剱に登りましたが、この夏の悪天候の名残で、雲の多い天気で大展望ならぬ大雲海を楽しんで来ました
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