白馬の先の小谷温泉(おたり温泉)と戸隠で地元の人に「雪の量は例年の半分ぐらいですか?」と聞いてみたら、お二人ともキョロキョロと見回して「ウーン半分無いね」との返事が帰ってきた。
雪、相当少ないようです。
5月連休の残雪期と言われる頃の尾根上はもう雪割れがひどいかもしれません。
半面、夏は水量少なくって沢の溯行はしやすいかも。
戸隠はお昼のお蕎麦が目的でもあったのですがまだ少し時間が早かったので、小谷温泉から新潟県側の根知(ねち)に入って駒ヶ岳に掛かる大氷柱「十一面のカネコロン」を見に行ってきました。
駒ヶ岳の黒々とした南西壁に右上する一条の白(夏道のある青年団バンド)とその右上端から落ちるカネコロンの崩落跡の景色は迫力ありました。
気温が7℃もあったので氷柱は崩落していましたが、なかなかの景色でした。
「カネコロン」これは登山者の間で通用する名前ですが地元の人は「かねっこおり」と呼んで居られるらしい。
この「かねっこおり」の「こおり」は氷柱を表しているのでしょうが「かねっ」て何だろうと気になっていました。
根知=糸魚川、もしかして縄文語?と思って縄文語が色濃く残ると言われているアイヌ語辞典を引いてみたら
ka :か :上
ne :ね :である
konru :こンル :氷
かねこンル = 上にある氷 の意、これかな?
糸魚川の街からも見えるといわれている「カネコロン」、縄文人が名前を付けていてもおかしくはない。
縄文語の語呂合わせなど荒唐無稽、でも何となくロマンがあって好きです
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