![]() |
|
当時私、自転車での街道や峠超えをしており、目標の一つが上高地へのサイクリングで、徳本峠越えか釜トンネルですが私の自転車は700Cのオンロード主体でしたので釜トンネルを選択、ただ理由等は知りませんが恐怖の釜トンネルと呼ばれていたことは知っていました。
まずは現と旧の釜トンネルについて。
現在の釜トンネルは2005年に開通、全長1310m、最大勾配10.9%ですが、左側に旧釜トンネルも残っています。旧釜トンネル (1937年 - 2005年)は、全長は520mと短く、幅員も4mほどで最大勾配は16.5%もあった。
確か松本からスタート、途中のトンネルでは、排気ガス規制前ですので、バスの黒煙に悩まされた。
そして、トンネル内は1車線。片側一方通行でバスやタクシーと並んで信号が変わるのを待ちます。
入口はコンクリですが内部は、裸電球に照らされた素掘りの露岩で下を湧水が流れていて力を入れてペダルを踏むと後輪がスリップ、すぐ横をバスやタクシーの状況、無我夢中でペダルをこいだと記憶しています。
トンネルを抜けると初めての上高地で明神まで行きました。
その後、会社の”山の会”に入り幾度となく訪れる事となりました。
--------------------------------------------------------------------------
次は自転車旅で最も疲れた青崩峠です。
国道152号:秋葉街道は、長野県上田市から静岡県浜松市に至るかっての「塩の道」、そして青崩峠と地蔵峠は今でも不通区間となっています。
なぜ不通区間かといえば、ブラタモリで有名となった央構造線の大断層動によって岩盤が脆いのです。
計画浮上40年、2度の挫折を経て2025年3月2日に青崩峠トンネルの完成式典が行われました、開通時期は未定。
私は、JR茅野駅から南下、民宿に泊まり、杖突峠、分杭峠、しらびそ峠、と順調に超えて行きました。
そして青崩峠です、今では道も整備されているようですが、当時は、踏み跡のみで自転車も前三角に肩を入れての担ぎです。又 悪条件が重なりました。
・雨⇒ポンチョ⇒足元見えない(特に下り)⇒崩落個所もありふんばれない。
ゴアのレイン等無い当時、輪行バッグを兼ねたポンチョを使用していました、平地では問題ないのですが、山岳には不適です。
峠を越えた際の安堵感を記憶しています、後は水窪駅までです。
それと怖かった例は、峠超えの上りで"数匹の野犬"に襲われた(吠えられただけですが)事です、ピークまで全力でこぎました。
自分の日記で想い出を回想するキッカケになり
光栄です!
チャリ高地の大先輩ですね☺️
旧釜トンネルの最大勾配は恐ろしいですね!
まさに恐怖の釜トンネルです😱
怖かったのは、すぐ横を車が走ること、そして切替えのタイムリミットがあることでしたね。
スタートで時計を確認する余裕等なかったので、急いで出口に行かなくてはとのアセリが余計急き立てられました。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する