首都圏外郭放水路 特別見学会に行ってきた

えー、今日は年に一度の首都圏外郭放水路特別見学会に行ってきましたよ。

いやー、人多かったわー！

10時開始で、9時に最寄り駅に着いたのだけど、シャトルバスが30分待ち、会場に着いてからの見学待ちが約45分。がこれはまだマシな方で、ピーク時には2時間以上待ちになったようだった。

例の「地下神殿」こと調圧水槽の姿（写真1枚目）は最近とみにネットで見かけることが多いので知ってる人も多いだろうけど、柱の下から一定の高さまで泥色に染まっていたり、隅っこのほうに真っ黒な汚泥がこびりついたように積もってるのを見ると、やっぱりこれは特撮のセットでもなければレクリエーション施設でもない、れっきとしたドボクの世界の構造物なんだということを思い知らされる。

写真2枚目は、調圧水槽に溜まった水を排水するインペラ。「下から上に」水を吸い上げる形になっているというのは、「地下ダム」的なものをイメージしていた俺としては意外だった。まあよく考えたら排水先の川（江戸川）がこの地下水槽より高い位置にあるんだから当たり前だわなー。

あと、この日は一般見学会でも見ることができない、このインペラを駆動させるためのポンプ設備の見学もできた（写真3枚目）。が、俺はどうも土木系には興味あっても機械系についてはあまり頭に入ってこないタチらしく、4つ並ぶ巨大なガスタービンを見ても「あ、よくFPSで撃ち合いするところだ」というのが最初に思いついた感想だったのはどーしようもない。

写真が3枚しか貼れないのがもどかしいが、他にも突っ込みどころ多数の「自然災害体験車」（PS1並の雑ポリゴンによる迫力の土石流、申し訳程度に揺れる椅子、etc。こいつには「税金の無駄」の極致を見た思いで脱力）とか、施設のすぐ脇にある調圧水槽から江戸川への排水口とか、放水路を掘ったシールドマシンのカッターヘッドとか、コバトンとか。天気が悪くて寒さがちょいと沁みたけど、楽しかったよ。