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ROWA(ローバー)社の、VAJOLET GT(バイオレGT)です。
先日の南アルプス北岳で使用してきましたが、シャンク(ソールの芯材)がしっかりしているため、岩場の歩行は安定感抜群で、足裏の筋肉に顕著な負担を感じることはありませんでした。
海外メーカーですが、足幅(ワイズ)は比較的ゆとりがあり、つま先(アッパー)にも極端な狭さは感じられませんでした。
ただ、シャンクやアッパーが堅牢な分、靴内後面に足のカカトを固定させて、しっかりとヒモの締め込みをしていないと、トゥ(つま先)部分が岩に当たった際に衝撃を受けやすいので、足入れ後のフィックス(固定)はしっかりさせる必要ありです。
アウトソールは信頼のビブラム、ほどよい硬さで岩稜帯のグリップ力は◎
湿った岩や根の上にも足を置きましたが、特にすべりやすいとは感じませんでした。
なお、踵コバがあるので、手持ちのセミワンタッチアイゼンを利用して残雪期の登山でも活躍しそうです。
ただ、ルート上に岩稜帯があるテクニカルな局面では良さそうですが、テント泊縦走など長時間の重装備歩行だと、少し足には負担が大きいかもしれません。
ショップでは同ROWA社のNEWモデル「チェベダーレ」や、SPOLTIVA「エクイリビウム」、SCALPA「リベレ」などと比較しました。
チェベダーレはテント泊縦走向き、エクイリビウムはスピード重視タイプ。
リベレは最もタイプ的にバイオレに近かったですが、若干ラストが小さく、長時間着用するガイド山行で使用することを考え、今回はバイオレに決めました。
以上、レビューでした!
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ROWAローバー公式サイト「VAJOLET GT」
https://www.iwatani-primus.co.jp/products/lowa/items/L211085/
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