秋の終わりに。

11月。

街路樹は紅葉し
楽しませてくれた。

そののち、

ひらりひらり。
ひらりひらり。

足下を染める
紅や黄土色の葉たちに、

何とも言えない
終わりを感じる。

晩秋から立冬へ
季節は移り変わり、

１年の終わりが
近づいてきた。

師走はまだいい。
最後を振り返る間(ま)は
あまりないもん。

そんな１番もの寂しい季節に
私の生まれた時がある。

11月。

何だか毎年、
最も空虚感ある季節だなって

いつも思って過ごしてる。