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午前中、真庭市関の塩滝に様子を見に行った。飛沫を上げてた塩滝はすっかり鳴りをひそめて、蛇紋岩礫岩の岩壁に僅かに水が伝うだけだった。滝の上部の段を見上げると、一羽の小鳥が水浴びしては木の枝に止まる動作を繰り返しているのが見えた。鳥の姿ははっきり見えないが、動きからキセキレイと思った。滝で何度か見掛けているので、滝が好きな小鳥なのだろう。
午後は美咲町の宇滝を尋ねた。旭川ダム湖上流から支流の小谷川に沿って、谷あいを小さな集落を過ぎて上がって行くと、道路わきに宇滝の看板があり駐車出来るスペースがあった。道路の下方には滑らかに流れる二段構えの宇滝の姿。宇滝が流れ込む脇には、小さな谷に細い水流の滝が、幾段かになってわりと高い位置から流れ落ちていた。宇滝への降り口を捜そうと草ボーボーの法面を下る。護岸の上縁を滝の方へ進むと、低くなった護岸の石垣に鉄筋を組んだ階段が設けてあった。降りると宇滝中間のなだらかな岩の上。なめらかに滑り落ちる宇滝上段の、白く広がった水の流れがきれいだった。宇滝を横から下からと眺めて、細い脇滝をのぼった。滝の最下段は脇の斜面へ巻いた。水量は乏しいが濡れた岩はぬるぬる滑るので、乾いた岩に足をかけて上がった。クルマはたまにしか通らない様だったが、道路から丸見えなので落ちつけない感じだ。上部に上がると木に遮られてホッとする。最上段の滝の脇を上がって滝の上に出た。滝の上のすぐ先には、木を渡した小っちゃな橋が掛かっていた。その辺りで足を取られて流れの段をごろんごろんと2メートルばかり転げおちた。右半身を濡らしただけで幸い何ともなくすんだ。足を取られたわけがはっきりしなかったが、油断してたと反省した。木橋の先には山道がついていた。送電線の鉄塔巡視路と思う。滝の上の流れを少し探ってみたが、何もなさそうだったので引き返す。木橋から鉄塔巡視路?を下って行くと、宇滝の少し上あたりの道路に下りた。小谷川に沿う道路をクルマで上がって行き、山中の集落を過ぎて、休乢トンネルの方へ下った。トンネルに近い国道429号へ下る手前に仏淵の看板があったので、仏淵の滝も見て帰った。
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