BLUEMORIS RAPTOR (八甲田モデル)

コロナの影響で納品が遅れている海外産スキーよりも国産スキーに人気が集まっているとか。国産といえばやはりOGASAKA、SWALLOW。昔ならYAMAHA、KAZAMA、NISHIZAWA、HAGAと枚挙に暇がないが我が第2の故郷青森にはBLUEMORISがある。最近ではバックカントリーやツリーランを意識したモデルが増えてきているようだがこのRAPTORはキワモノの部類だろう。左右非対称の形状で171cmと短めの全長にセンター幅125mmという太さ。しかもブーツセンターはかなり前より。
ここ数日の積雪、蔵王温泉スキー場の非圧雪ゾーンで滑ってみた。パウダーに突っ込むと浮く浮く。シュプールの残る荒れた非圧雪地帯でも安心して突っ込める安定感。今までのセンター95mm板がウソのよう。しかし事前からわかっていたフルロッカー、圧雪バーンではクルクル回るがエッジが効かない。しかし倒しこむと意外とカービングする。かなりクセがあるが、雪面を選べば色々遊べる板。アイスバーンには行きたくない板。
テール形状と超ファットなことからシールも特殊でクリップがスプリットボード用で幅165mm（！）。これで八甲田の高田大岳を登って滑ったら最高でしょうね。今年も行きますか。なお、現在の蔵王温泉スキー場は最高のコンディションです。

追伸：このRAPTOR、オリジナルと八甲田モデルの他に「白馬」モデルが存在します。