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この日記には山の情報は一切ありません。
ヤマレコで共感は得られないKYな日記です。
isさんくらいしか反応してくれそうもない内容なのですが嬉しいニュース
なので下記備忘しておきたいと思います。
ヤマレコユーザーさんの中にもクルマ好きがいるといいのですが・・・
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現在国内で開催されている自動車レースとしては、日本一の観客動員数を誇る
スーパーGT選手権。その第7戦が先週末九州で開催されました。
この第7戦でポールポジションと表彰台を獲得し、年間ランキングトップに踊り
出たのがトヨタのエースドライバー立川選手。
レース好きなら誰でも知っている日本のトップドライバーです。
クライミング界でいうところの山野井氏相当レベル。
そして彼は自分が人生ではじめてカルチャーショックを受けた人物なのです。
学生時代の自分は山も登ってましたが、乗り物も好きでバイクやクルマなどで
峠道を走っておりました。今でいうローリング族(ドリフト族)というやつです。
まったく迷惑な存在だったと思います。すいません。当時はルールが多くて
お金がかかるレースにはまったく興味がなく、いつも大垂水峠という東京と
神奈川の県境の峠道に通っておりました。
この公道でのレースまがいの遊びはだんだんとエスカレート。友人が何人も
亡くなり、自分も救急車で何度も病院に運び込まれ死の淵を彷徨う経験を
数え切れないほど体験しました
今考えたらアホみたいなことですが、そこまで情熱を傾けた結果、どの峠道に
遠征しても誰にも負けなくなり、オートバイ雑誌などにもたくさん採りあげ
られました。有頂天道まっしぐらです。
「ふふふ日本で自分より速い人間はおそらくいないだろう、でわでわ
」そんな大それたことを豪語していたくらいです。
こんなこと今SNSに書いたらめちゃくちゃ叩かれてしまうんでしょう。
しかも公道で人様に迷惑をかけていたのですから・・・。
大事故でバイクを降りた後も四輪に転向し、懲りずに大垂水峠に通いました。
そんな時、あるモータージャーナリストから声をかけられたのです。
「君が速いのはわかったけど、このまんまじゃ井の中の蛙だよ。」
若気の至りというのでしょう。
「ではその広い世界とやらで走ってみますよ。勝っちゃうと思いますけど。」
そんな恥ずかしいことを言ったような気がします。山もレースも若い時は
どうしようもありませんね。負けることなんてこれっぽちも考えてない
んですから・・・
この方によると、速い人はバイクやクルマではなくレーシングカートという
モーターレーシングの世界にいるとのこと。F1ドライバーになるためには
ここでの経験が必要らしい。まったく未知の乗り物でした。
早速レースをするためにクルマを売ってカートを購入。
「ゴーカート・・・。子供の乗り物じゃないか！ださいな。」
とりあえず３回程度練習して初めてのレース！
華麗にポールポジションをゲット。
「そんなものだろう・・・。所詮レースなどその程度・・・」
そんなことを考えはじめた矢先に出会ってしまったのです・・・。
ローカルレース＆関東選手権で通算7回一緒に走り、戦績は3勝4敗。
関東選手権ではわずか1回しか前でゴールできませんでした。
リザルトは関東選手権A2クラスシリーズチャンピオン立川選手。
そしてシリーズ2位が自分・・・。
「えっ負けたの俺？子供に？（当時立川選手はまだ17歳でした。）」
超激戦の関東で2位。全日本への切符も手にしたので、リザルトとしては
悪いものではなかったのですが自分がイチバンと自負しているもので
免許も持ってない子供にこてんぱんに負けた衝撃は大きかったです。
※レースエリートは免許を取る前からカートをやっています。(英才教育）
しかも彼はその後全日本には参戦せず、フランスにレース修行に行って
しまったもんだからリベンジできず・・・。
人生初の大きな挫折となりました
自分は誰にも負けない。勝って当たり前・・・と信じていたのですが、
そんなレベルをはるかに凌駕しておりました。練習でなんとか追いつける
ものではないことは１シーズン一緒に走っただけでわかりました。
本当にいました速い人。この出合いが暴走行為をやめるきっかけとなった
ことは言うまでもありません。
この出合い以降、自分が井の中の蛙であることを自覚し、どんなフィールド
でも少しは謙虚になれるようになりました。ある意味感謝しています。
その立川選手が今でも日本で最も競争が厳しい最前線で戦い続けているのを
見ると、目頭が熱くなるのです。いくら才能があるといってももうレース
キャリアが20年を超えてます。
才能だけではどうにもならない肉体的な衰えが出てくる頃。
たぶん相当な努力をしていることでしょう。
2005年以降シリーズチャンピオンから遠ざかっている立川選手。
今回ポイントを重ねたことで、シリーズチャンピオン獲得の可能性が
出てきました。久しぶりの朗報
シリーズチャンピオンは最終戦のツインリンクもてぎで決まります。
2位も3位も負けた中の順位。チャンピオン以外は価値がないのが
レースの世界。
”2位じゃダメなんでしょうか・・・？” ダメなんです！
なんとか最終戦で勝ってチャンピオンになって欲しい。
先週金曜は肉体的トラブルから巻機山登頂を断念してしまい、落ち込んで
いましたが、日曜夜に朗報を聞いて折れかけたココロが再び復活
現金なもんです。
さすがに座薬使ってまで巻機山リベンジはありえませんが、バファリン
使って紅葉期にガッツで登るのはありかも・・・。もてぎで勝ったら
昔断念した滝とか壁にもチャレンジしそうな勢いです。
今回のグッドニュースで今週はとてもやる気に満ちています
不安定だったけど夢と可能性にあふれていた若い時期は過ぎ、自分の
将来が見えてしまうと、うっかりすると希望のない中年になってしまう。
それでも人間はなにかに希望を託して生きていくしかない。
託せる希望があるのは幸せなことです。
自分も負けずにがんばらなくては！ 何が？・・・仕事ですよ！仕事！
そんな気持ちを備忘しておきます。
おしまい♪
くそぉ、ＫＹ日記にまんまと反応しちまった
２番目の写真が若かりし頃のsoulさんですよね。やんちゃそうですね〜
今だったら目も合わせたくないガキです
このころは有名になると雑誌に載ったりしてましたね。
自分もちょっとだけ憧れた時期はありましたけど、オンではなくオフロードでしたので
と、いっても田んぼのあぜ道ですけどね
ヤマレコで既に「暴走気味」のsoulさんのルーツは、若い頃からあったわけですね〜
そうするとsoulさんの暴走を少しでも止めてくれた立川選手には感謝しなきゃいけません
もてぎで勝ったらバファリン飲んで「滝や壁」ですか？
いくつになってもやんちゃですね
isさんムリしてコメントしてくれなくてもいのに（笑）
優しいですね・・・ふふふ。
次はピアノの日記
■奥鐘山西壁
若い当時は目もあわせたくないほど唯我独尊系のガキだったので、登れるもんだと思ってとりあえず何も考えずに独りでふらっと岩に取り付いて1ピッチ登って怖くなって止めました
情報も何もなかったので、登るべきルートが見つけられなかったのです。とても独りでは登れないな・・・と悟ったのでそれ以降は立ち寄ることさえしていません。物事には順序があり、常識的に考えれば経験不十分でこんなとこに独りでいくことは自殺行為。
でも今ではインターネットでかなり詳細な情報が入手できるのでルートもばっちりわかってます
その前に、なまってしまった技術を取り戻さなければ・・・。今年はもうすぐ冠雪が始まるのでやるとしても来年ですね
技術に加え谷川一ノ倉沢南稜レベルの岩をロープを出さないでフリーでふらっと行って帰ってこれるくらい強い魂も取り戻さないととてもあんなとこ行けないです
単独で完登なんていうのはムリなので3ピッチくらいが目標です
DWDW
勘違いの自信！
根拠のない自信（笑）
↑これは誰にでもそれなりにありますが、soulさんはちょっとレベルが違いますね
最近は私も「無駄に長く生きている」ので、ワタクシレベルでも世の中は広くて上には上がいるもんだ！って、よ〜くわかってます
バイクは「じすぺけR」？ですか？
souldoctorさん こんばんは！
山とは関係ないという言葉が逆に魅力的で
思わずクリックしてしまいました。(笑)
もう、
めったなことでは驚かないつもりではいたのですが、
しかしながら、
いつも意表を付いてくるCCR-54さんのコメントの始まりと同じくらい驚いてしまいました！
オンロードバイク乗り
しかも走り屋からレーサーへのくだりは
意外というか、驚愕的な武勇伝ですね。
「何度も病院に運び込まれ死の淵を彷徨う経験」
とはどんな状況だったのですか！?
私も若い頃、
山登りも良かったですけど、バイクの機動力にとても魅力を感じてしまい、FLYの道具をバイクに積んで、林道野宿温泉釣り派でした。
巻機のしんみりモード
一転して今度は情熱モード
次はピアノとは本当に多才で
毎度のことながら恐れ入ります。
根拠のない自信があった時代のほうがなんか楽しかったな〜と
最近ときどき思います。毎日がキラキラしてました
今は色々なことを経験して自分の限界がだいたわかっちゃた
んでしょう。
経験が増えると、「あっこれは危険だからやめとこう」そんな
ブレーキが働いてしまって、難題にチャレンジすることが
少なくなりました。沢歩きもピークから2段階ダウングレードした
2級程度の沢ばかり選んで歩くようになりました
家族もいることだしやめておこう・・・。最近そんなこと
ばかりです。言い訳ですね。今更ながらなんで米子沢途中で
歩くのやめたんだ・・・っていう話です
2005年で限界説が流れた立川選手がおっさんになっても、今回あれだけできるんだ！という模範を与えてくれたので、スイッチが入った次第です。
CCRさん風に言うと”ナンテタンサイボウナンダヨー(小文字)”
みたいな感じでしょうね
しばらくぶりにタガが外れそうで怖いです。
本当にアルパインを真剣にもう一回やるとなるとヤマレコ的な
楽しみから真逆の方向に突っ走ってしまい、たぶんヤマレコも
やらなくなってしまうでしょう。性格的に・・・。
ま、そんな難しいことは置いておいて今日は粉モノ食べ尽くします
DWDW
死の淵を彷徨う経験・・・今は腎臓がひとつしかないんです
背骨も足も手も折れて輸血は2リッターでした。入院中の体重なんか40キロ前半。え〜なにそれ〜あなた人間？怖っ！みたいな・・・。
今流れている血液の半分以上は他人様の血ですね〜。
あっそうか！血を入れ替えたお陰で、ちょっとは性格がマイルドに
なったのかも(汗) 感謝しなくては
ELKさんのプロフィール写真がオフロードバイクだったのでかなり
気になってました。自分も若い時にFLYに出会っていればバイクとの付き合い方もかわっていたのかも
どこかで気持ちを押し込めないと年寄りの冷や水になってしまう
ことは明白なのですが、今回の朗報は新たなトリガーとなってしまいそうな感じです。それはそれで人生なのでしょう。
この年になっても右往左往するもんですね
では本日も頑張りましょう
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