今年はあまり無線をしなかった。基本、山頂での無線運用が主なので、山に行く回数が減ると無線の回数も減ってしまう。自宅の無線シャックとして使っていたテーブルは、現在文鳥達のカゴ置きスペースとなっており、無線機は今の処お蔵入り。来年はなんとかしなきゃ…。
そんな中でも印象的なもの3つ。
1つ目は白馬岳。交信数13と自分にしては凄く多い方で、やはりロケーションがめちゃくちゃ良いと思う。更に月山八合目駐車場にいたSOTAアクティベータさんとの交信は280km強と多分自分の山岳移動無線の中では最長距離(だと思う)。条件が揃えば300km越えもあるのだろう。普段、送信出力は2.5wにしてるのでmax5wにすればもっと延びると思うし、日本海側はラジオダクトも出来易いので430で更なる遠距離交信も期待出来る。日本海側での無線運用の楽しさをほんの少し体感出来た。
2つ目は日光白根山。交信数16で今年最多。関東平野が全体的に見渡せるし、新潟側にも繋がるので関東で見え飛び無線やるなら此処が最強なのではなかろうか。熊(の目撃情報)が多いのが気になるが、山も最高だし是非また行きたい山だった。
3つ目は西農鳥岳。此処は3000mを超えているにも関わらず、市街地が甲府盆地しか見えないと言うハンディ機オンリーの自分には厳しいロケだった。その期待の甲府盆地からは応答がなく、寧ろ見え飛びなんだろうけど目視困難な三重県や千葉県など遠方の局長さんに拾って貰ってなんとかSOTA規定の4交信をクリア出来た、と言う点で印象的。3000m超の山でもハンディ機無線家に厳しい山は他にもあるのだろう。だからこそやり甲斐もあると思える山だった。
今年はSOTA山であるにも関わらず、SOTA活しなかった山が幾つかある。乗鞍岳・白馬鑓ヶ岳・間ノ岳。登ってないけど白馬山荘の目の前にある旭岳も同じ思い。特に白馬鑓ヶ岳は白馬エリア2度目の不帰ノ嶮で行こうと思っていたのに断念したのが本当に残念。間ノ岳は元々無線の予定してなかったが、行ってみたら山頂広くて人も少なくロケ的にもかなり良いと思われた。これらの山も来年はなんとかSOTAポイントgetしたい。
※SOTAは Summits On The Air の略称。アマチュア無線局が山岳移動を行うことによって得点をゲットしたり、山岳移動している局と交信をして得点ゲットして楽しむ英国発祥の世界的プログラム。https://www.kawauchi.homeip.mydns.jp/sotajp/
※元祖はIOTA(Islands。島や大陸)で、日本で最近流行っているのはPOTA(Parks。公園)。
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