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2015年11月22日 15:13山を守る全体に公開

野生鹿&猪などの鳥獣被害

近年、日本全国で拡がっている鳥獣被害。
鹿、猪、熊、猿、アライグマ、ハクビシン、などなど。
これらのケモノによる被害は拡大するばかりで、その対策は一向に追いつかないでいる。
里山では鹿や猪が田畑を荒らし、飛騨地方では熊に人が襲われ、死者まで出てしまった。
南アルプスでは鹿による高山植物への食害で、それを餌とする雷鳥が激減!

私の住んでいる場所でも鹿や猪に依る田畑の被害が多く、春先は猪がタケノコを食い荒らし、田植えが終わって少し伸びた稲を鹿が食べ、秋になると猪がミミズを食べる為に水田や芝地を掘り起こしグチャグチャに。鹿はイチジクや柿を食べ、そな被害は甚大で、対策として2年程前から山との境に金網フェンスを張り巡らせました。

しかし鹿や猪は、人間を嘲笑うかのように毎晩出没。
罠を仕掛けても獲れるのは最初の内だけ。猟師の減った為にドンドン増えるばかり。

現在、岐阜県内だけでも約5万頭の鹿が生息。今シーズンの捕獲目標は2万頭。
私たちの町でも、鹿70頭、猪60頭が目標になっている。
毎回の鳥獣対策会議に出席しているが、2万頭の鹿、3万頭の猪の捕獲は単なる目標となってしまって、現状からは程遠い目標となってしまっているのが現実。そのうちエサを求めて里に、村中に鹿や猪が歩いている光景が見えるかも。

ここで皆さんに知ってもらいたい事が1つ。
もし山の中で鹿や猪に出遭ったら?
基本的には鹿も猪も匂いと音には敏感です。
ですから音を出しながら歩くのが効果的です。
また、出くわしても大声出して嚇かせば子供を
連れていても逃げて行きます。
ほぼ毎日、鹿や猪と遊んでいますが
今まで向かってきたのは1回だけです。
ただ、六甲山の猪は人慣れしてるから別です。
猪が怖いのは夜です。
大抵の動物はライトを当てると、こちらを見るので
目が光ます。猪は光に鈍い為ライトの方を見ません。
近づいてはじめて居るって事があります。
夜間登山など特に気をつけて下さい。
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