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この300km以上にも及ぶ距離にも驚かされるのですが、視点を変えるとその300kmの区間には視界を遮るものが何も無かった、つまり山や高層建物のような物的な障害物は当然として、雲や霞等の自然に由来する障害も一切無かったことは奇跡的なのかもしれませんね。実際、記事によれば撮影に成功された方は今までに60回程もチャレンジし続けてきたそうです。
その「北限の富士山」には遠く及びませんが、東京都の市街地からも南アルプス(農鳥岳・※塩見岳)を眺める場所があるとのことで、絶好の好天に恵まれた今日(1月18日)、現地(東京都多摩市「よこやまの道:防人見返りの峠」)に行ってきました。
この場所は正確には「市街地」から少し離れた小高い丘陵地帯(標高約140m)にありますが、すぐ近くには多摩ニュータウンの団地群が並び、また最寄り駅の(京王・小田急)永山駅からでも2km弱の近距離にあり、駅から30分も歩けば(最寄りの「諏訪南公園バス停」からなら約600m、徒歩7〜8分で)容易に絶景を堪能することができることと思います。東京都の市街地からは滅多に見ることが出来ない南アルプス(農鳥山と※塩見岳)や奥秩父の国師ケ岳をはじめ、富士山は勿論、丹沢から奥多摩、大菩薩・小金沢連嶺、秩父(奥秩父)の関東山地の山並をぐるりと一望することができます。
「北限の富士」程では無いと思いますが、空気の澄んだ秋から冬の期間でも南アルプスアルプスや国師ケ岳を見ることのできるチャンスはそう多くは無い模様です(私は2回目のチャレンジで成功できましたが)。
もちろん「東京都」でも高尾山や陣馬山等の山岳地からなら南アルプスを容易に眺めることはできますが、「平地」からですと、なかなかそのチャンスは難しそうです。東京スカイツリーや他の都心の高層ビルからも南アルプスの山を確認することができることを聞いたことはありますが、“いつでも”・“誰でも”というわけにもいかない場合もあることと思います。それに比べますとこの場所は都心よりも少しばかり南アルプスにも近く、また都心のスモッグ等の視界を遮る自然障壁も少ないでしょうし、何よりもいつでも立ち寄ることができますので、天気予報やライブカメラ等を上手に利用して是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
※[塩見岳]は、ほんの僅かな部分しかその姿を見ることができないようです。
写真左:街道の脇の階段を上がった所(写真左上の樹木付近)が「防人見返りの峠」
写真中:展望台から約110kmの南アルプス農鳥岳(写真中央の白い山…格安コンデジで撮影のため、画像が不鮮明ですが、肉眼ではハッキリ確認することができました。)
写真右:展望台から約76kmの国師ケ岳(写真中央の白い山…同〔写真中〕)
aochanman777さん、お邪魔します。
福島県から富士山が見えると言う報道は見ました。反対側からですと、確か三重県の鳥羽半島からでしたっけ?アレ?紀伊半島の先っぽの和歌山県でした?記憶は定かではありません。(^^;
都内市街地から南アルプスが見えるとは!知らなかったです。その辺りのハナシはaochanmanさん、お好きな領域なんでしょうね。機会音痴の私が言うのもナンですが、カシミールはお使いでは無いですか?色々とシミュレーションできる『らしい』ですね…。^ ^
Takeshi1108様
おはようございます
今回もこんな拙い日記にコメントをお寄せして頂きまして大変ありがとうございました。
はいっ、”見えなそうなものが見える…”、仰せの通り、私の大好きな領域です。(”見えなそうな…”、というあたりに興味を持つのはは一種の男の本能なのかもしれませんけど…違うかな!?)
[カシミール]、私も使ってます。但し、自分が”山行”した際のGPSのログを落とし込むときだけなんです。Takeshi1108様のアドバイスのように、うまくカシミールを使いこなせれば、特定の場所からの山岳地の風景がシミュレーションできるようなのですが、そのやり方がサッパリわかりません。(今度、”吊り掛け式”のお話の際のついでに是非お教えくださいっ!)
ところで、東京の市街地からでも”北アルプス”を見ることが出来る方法を遂に発見しちゃいました!「ヘリコプター」をチャーターして上空2,000mくらいまで上昇してしまえば槍ヶ岳から穂高岳、白馬連邦まで”思いのまま”みたいです。めでたく「徳川埋蔵金」発掘成功の折りには是非一緒に同乗しませんか!
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