|
雪の降りたるはいふべきにもあらず、
霜のいと白きも、
またさらでもいと寒きに、
火など急ぎおこして、炭もて渡るもいとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、
火桶の火も白き灰がちになりてわろし。
<訳>
冬は早朝が一番すばらしい。雪が降っている時はいうまでもなく趣が深く、霜が真っ白におりているのも素晴らしい。また、そうでなくても非常に寒い時に火などを急ぎおこして、炭をもって(廊下などを)通って行くのも非常に似つかわしい。昼になって、寒さがだんだんゆるんでいくと火鉢の火も白い灰ばかりになってみっともない。
私がヤマ以外に好きなもの。
万葉集(百人一首)と、枕草子。
1,000年以上前の感性が、
今の時代にも変わらず、心の琴線に触れる、この奇跡。
情景が瞼の裏に浮かんで、心が浄化される(様な気がする

季節を考えるとき、
いつも心に浮かぶのが、
枕草子の四季。
私はヤマでもよくつぶやいています

東京は雪。
ヤマに行けないので、今晩は文学少女(→少女には突っ込まない

皆さんも素敵な夜更けを

写真は全く関係ないですが、2009年11月初冠雪の雲取山、です

千年もの間日本の四季は守られているんですね
こんばんは。
清少納言と小倉百人一首の藤原定家。
嵐山に小倉百人一首館ありますね。
源氏物語もいいですね。
京都が好きなんですよ。
kidekiさん、
こんばんは!
どれ位守られているか、
清少納言に聞いてみたいですね
siriusさん、
こんばんは!
小倉山といえば、
峰のもみぢ葉 心あらば〜 デスね。
私は幼少期、奈良で過ごし、現在実家は滋賀(^^)
京都の近くで沢山の時間を過ごしてきましたが、
京都はやはり、すんばらしいデスねー (*^o^*)
百人一首でも沢山詠まれていますよね。
実際何処で詠んだんだー京都探訪!したコトがありますが、めちゃくちゃ盛り上がりました
もう、自分が詠んだことになっちゃいますw
そんな、京都の楽しみ方もオススメですって、ちょっとヘン?(笑)
昔の人はきっとゆっくり時が流れていたのでしょうね…。
teteteさん、
こんにちは!
ゆっくり流れる時間を感じるために、ヤマに登っている気がします☆
ヤマ時間って、下界と流れ方が違う気がするのは私だけでしょうか?
今日も寒いですね!って松本はもっと寒いですね
私は今から冬鳥に会いに、都市公園行きま〜す♪
僕は枕草子は四季のどれもその情景が手に取るように浮かびとても好きだけど、とびっきりは秋の表現かな〜
秋は夕暮れ。
夕日のさして山の端いと近うなりたるに、
からすの寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。
まいて、雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。
春、夏という萌えて生命に満ち溢れた季節を経て、
これから動から静の時期を迎えるにあたり、なんとも
胸がキュンッと締め付けられるような哀愁を感じるのが秋、そして秋の夕暮れ。。。
良いですね〜、
人には決してできない神の創造した美しい自然があるからこそ、
美しい言葉の表現が生まれたんでしょうね〜
人工物で溢れた都市にばっかりいちゃやっぱりダメですね!!!
カラダのためにもココロのためにも
秋は夕暮れ。
この前の秋にも、何度呟いたかわかりません(^^)
この光景にバッチリな写真を
白山をバックに撮影したな
今年の秋にでも、ヤマレコにUPしますねー
それまでお楽しみにって、
覚えてられるかなぁー?
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する