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https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3989147.html
ルート選定の際に活用させていただいたのが、
今昔マップ on the Web
埼玉大学教育学部 社会講座人文地理学 谷謙二研究室 製作
https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html
です。
研究室の皆さま、まことにありがとうございます🙏
この今昔マップを用いると、過去の地形図と現代の地理院地形図を左右に表示して比較することができます。
また、左の古地図でマウスカーソルを動かすと、右の現代地形図で対応する場所のカーソルが動くので、往時の道路と現代の道路の対応をつけることができるのです！😲
今回使用した古地図は、明治期迅速測図です。
明治期迅速測図は、明治13年から明治19年にかけて陸軍の参謀本部が作成したもので、近代的な測量技術を用いて作製された最古の地形図だと思います。
この地図により、江戸時代の地形の様子を極めて近い形で量り知ることができます。
西浦賀道の出発点である旧東海道 戸塚宿 近辺を示します。【図� �
区画整理と宅地化、そして暴れ川である柏尾川の治水対策により、地域の様子は大きく様変わりしています。
「かまくら道」こと西浦賀道を赤線で示しますが、往時のルートはそのままには残っていません。しかし道の経路の考えは維持されているので、青線で示すとおり概ね現代の道路に置き換えて歩くことができます。
では、往時の道が残る、鎌倉七口の一つ、名越切通しのあたりはどうでしょう？【図�◆�
さすが、「難越え（なごえ）」と称された名越の切通しは、江戸時代はもとより明治初期であっても深い山中を通る山道であったことがわかります。
現代は亀ヶ岡団地が造成され周辺の様相は一変していますが、赤線で示す往時のルートと、青線で示す現代のルートはほぼ完全に一致しており、浦賀道がよく保存されていることがわかります。
もう一つ、ルートが分かりにくい箇所として、葉山 木古庭のあたりを示します。【図��】
現代は県道が敷設され、交通の様相は全く異なっていますが、やはり赤線と青線はよく一致していることから、古道がよく保存されていることがわかります。
こんな感じで、西浦賀道の通っていた古道を推定して、往時に想いを馳せながら浦賀奉行所まで行ってみたいと思います。
参考：
今昔マップで遊びたい方は下記のリンク（戸塚宿付近）へ行ってみてください（PC推奨）
https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=35.399773&lng=139.534434&zoom=16&dataset=tokyo50&age=0&screen=2&scr1tile=habs&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=0&overGSItile=slopemap&altitudeOpacity=5
今の山道と昔の道を比べて思いを馳せていると、時間があっという間に過ぎてしまいます。
有難うございました。ずいぶん遊べそうです。
（因みに、今昔マップon the webのリンクは
https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html
ですね。最後のｌが抜けているようです。）
誤りのご指摘たいへんありがとうございます🙇♀️
URLのコピペミスでした😥
ほんと、この古地図は楽しいですね。近所の細道が脇往還の一部だったり、いまの主要道が田んぼ道だったり。葉山小学校から実教寺のあたりも、古街道はこうなっていたのか！と発見の驚きと喜びでした♫
お楽しみ頂けたなら嬉しいです。新たな発見あったらぜひご共有くださいね！😊
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