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唾さえ飲み込めないほどでした。微熱も続いていたのですが、
３月１２日の仕事上のイベントを乗り切るまでは、休むことができませんでした。
３月１１日、金曜さえ乗り切ればなんとかなる算段でしたが、
地震で、てんてこまいになりました。
私は会社で広報部門にいるのですが、被害の甚大さを地震直後の報道で知り、
すぐに対応しなければならないことがありました。
弊社提供のTVCM、ラジオ提供番組、新聞広告をストップしなければならないことでした。
民放各社も特別編成になっていたので、局の方でも配慮してくれるのが当然ですが、
局も慌てているので、自粛の意思表示はちゃんとしなければならなかったのです。
うちは、日本酒メーカーなので当然のことながら、こんな時にCMは流せません。
弊社の場合は商品CMではなく企業CMなのですが、配慮して自粛します。
自粛した枠はAC JAPANのCMに差換えられます。
数年前まで公共広告機構と言っていた団体です。
営利目的ではなく世の中のために流すCMです。
弊社同様、CM自粛するスポンサーはやはり多いですね。ACばかりです。当然です。
一つ、解せないことがありまして、当社が自粛した分のスポット枠は請求されないと
思いきや、ACが流れても弊社のCM枠なので、その分の請求がちゃんとくるのです。
弊社の場合TV局全て合わせれば、1週間で２００万くらいの電波料になります。（内緒）
CM放送を自粛した代償としてTV局にそんな金額を払うのであれば、
義援金として被災地の災害復興に役立ててもらう方が絶対に良いのです。
TV局には、数多あるスポンサーからの自粛分の莫大な広告料収入があるのだから、
それを全て義援金にして欲しいところです。
本当は、その収入を「放送局からの義援金」として役立てているのかもしれません。
そう思いたいところです。
ラジオ、新聞は落ち着いた頃に予定していた枠をスライドできるので、特に問題はありません。
TV局だけの解せない取り決めなのです。
地震翌日には、原発の問題が出てきて、それに伴う電力不足が懸念されました。
東電管内だけでなく、全国的な問題なので、弊社のネオン看板がある新潟駅前、
長岡駅前、新宿駅前のネオンを当面の間は消灯する対応もとりました。当然です。
ネオン看板もまた莫大な掲出料を払ってまで、出す時代ではないと思うのです。
昨年の11月だったかな、強風の影響で新潟駅前の看板にある某デパートさんの看板が
めくれて、消防騒ぎになったのがNHKのニュース７で放送されました。
弊社の看板はすぐ隣にあるので、画面に映り込んでしまいました。
いいニュースで映り込むならいいけど、負のニュースで映り込むとそれが視聴者には
刷り込まれるのですね。実際、おたくの看板は大丈夫なのかと問合せもあり、大変でした。
その後、ビルのオーナー、代理店などとやり取りがあり覚書を交わすことにもなり
ぐったりでした。
看板なんてやめちゃいばいいんだ。と思いませんか？（ここだけの話）
掲出し続けるならデジタルサイネージにした方が汎用性がある。
私ごとに戻りますが、
月曜になっても症状が悪化の一途で、扁桃腺がバッチリ腫れて、
耳まで痛くなりました。頚動脈をはかるように喉もとに触れるだけで痛い。
耳鼻科に電話したらすぐ来いと言われました。
会社を早退して、点滴２時間。熱もさがりだいぶ楽になりました。
火曜も会社を休み、またまた点滴２時間。白血球の値が通常の２倍くらいもあり、
CRPも明らかに異常でした。
今日も点滴２時間をする予定で、会社を休みました。それでも改善しなければ入院。
自分の不摂生が招いたことので自業自得です。
点滴時間の都合４時間を、待っている間、耳鼻科の先生が患者さんたちを診断をする声が
白く薄いカーテン越しに、私の耳に入ってきました。
泣きじゃくる幼子をなだめて検査する声。
認知症と思われる高齢の方に丁寧に説明する声。
引越しするから、もう来れないという高校生に、
「治療を継続しないと治らないから、引越先でも治療するように」という毅然とした声。
診断書のコピーを高校生に手渡していた様子。これを持ってゆけと。
その耳鼻科は人気で、９時からの診察が２１時頃まである。（途中に休みがあるとは言え）
立ちっぱなしで、同じトーンで患者に語り掛けるこの医師は素晴らしい！
感動しました。
ちなみに先生が患者さんに繰返し言っていたのは、今年は花粉が多いから、
�� 天気のいい日は窓を開けない。空ける時はカーテンをする。
�� 洗濯物は外に干さない。中干しする。
�� ふわふわした毛羽立った服は着ない。レインコートのような生地がベスト
�� 家に入る時は、服の花粉を払い落とす。家に花粉を持ち込まない
ということです。
私は普段はいたって健康体で、花粉症ではありません。
今回のような病状にならなければ耳鼻科に行くことはありませんでした。
一つ気づいたことは、災害地でもなく日常の生活レベルが充分に維持されている地域でも
病院に罹る人がこんなにも多いことです。電気、ガス、水道が充分に供給されていてもなお、
人が快適に暮らすためには、医療施設の存在がなくてはならないことです。
一方で、被災地では、インフラの復旧の目途さえつかず、一命をとりとめても
野戦病院化した医療施設では、充分な医療を受けられないのが現実です。
思うと言葉になりません。
また雪が降ってきました。山も真っ白になりました。
山に行く日がまた遠のきました。
天候も、私の体も、そして心も、まだまだ山には向かいません。
山は逃げないから、じっくり待ちます。
oyamaさん、こんばんは。
昨日のゴールデンから日テレとフジテレビの通常番組が復活しましたね。
特別番組だと広告収入が入ってこないので、そろそろ限界だったのでしょう。
あくまで「企業からの要請での差し替え」というのがミソですね。
うまく出来ています
でも、だんだん通常番組が増えていき、気休めでも日常生活に徐々に戻る様な感覚があれば、 パニック的な買い占め行動も減るのかなあ等と思っています。
p.s.お酒を買いだめするのは助かりますね。
ＭＡＴＳＵさん、こんばんは。
日常の番組編成に少しづつ戻ることも大事ですね。
NHKの子供番組は、早々に再開されましたし、
FMラジオでも、アニメソングを流しています。
これからの生活情報を丁寧に伝える災害番組は必要ですが、
津波の映像ばかりを執拗に繰り返す災害番組よりは、
子供たちが笑顔になれる番組の方が何倍もいいはずです。
輸送路も少しづつ確保でき始めています。
一刻も早く、必要な人へ、必要なものが届きますように。
日本酒など、ずっと、ずーっと先の話です。
元気が出た時に、お役に立てれば本望です。
ＭＡＴＳＵさん、こんばんは。
日常の番組編成に少しづつ戻ることも大事ですね。
NHKの子供番組は、早々に再開されましたし、
FMラジオでも、アニメソングを流しています。
これからの生活情報を丁寧に伝える災害番組は必要ですが、
津波の映像ばかりを執拗に繰り返す災害番組よりは、
子供たちが笑顔になれる番組の方が何倍もいいはずです。
輸送路も少しづつ確保でき始めています。
一刻も早く、必要な人へ、必要なものが届きますように。
日本酒など、ずっと、ずーっと先の話です。
元気が出た時に、お役に立てれば本望です。
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