9月第二弾。昨年は下るだけだった燕岳と大天井岳に行ってきました。
ネットで登山記などを読んでいると、燕岳登山口にあたる中房温泉の駐車場は週末は路上まで出る、ということでした。
ということではなかったのですが、たまたまメンバーの2名が夜勤明けで私が休暇をとれば車中泊できるという環境でしたので休暇を取得し、日中出発しました。
松本の浅間温泉に入り、松本のB級グルメ山賊焼きを食し、いざ中房Pへ。
着くと第一駐車場はあと数台というところまで一杯でしたがなんとか第一駐車場に止めることができました。
明けて5時起床、登山口のきれいなトイレは男女とも行列が出来ていました。それに加わり、6時過ぎいよいよ出発しました。
下ったときも大変な下りだったことは記憶に新しいところでしたが、歩きだすといきなりの急坂が待っていました、合戦尾根です。
さすが北アルプス3急登といわれることはあります。ゆっくり上がって第一ベンチ、一息入れます。第2、第3とちょうどいい感じに休憩ポイントがあります。
も少しあがって富士見ベンチ。その名の通り富士山を見ることができました。
合戦小屋で、一人が腹が減ったとカップラーメンを食し、小ブレイク。
合戦沢の頭で槍ヶ岳が見えてきました。
燕山荘前に到着。ここの手前で森林限界を超え360度のパノラマが楽しめるいい天気です。
ここで相談をし、本日に燕岳に行くことにし、荷物をデポ。燕岳に向かいました。
身軽のはずなのに足が少し重く、軽快に進むことができませんでしたが特に他の人から引けをとるということもなく、進みます。
途中ハイマツの間からライチョウを見ることができました。
しかも同じ場所で往復見ることが出来、帰りはなんと6羽も次から次へと登場し、横にいたお姉さんが「ライチョウ祭りや」と言ったのに納得してしまいました。
燕岳の山頂に到着、記念写真を撮り、小休憩で燕山荘前に戻ります。
昼食をとり、また重い荷物を背負って出発です。右前には槍ヶ岳ら穂高方面が見渡せるごきげんな天気、表銀座を進みます。
尾根歩きのはずですがやはりアップダウンはつきもの、下っては喘いで登るというのを何度か繰り返します。
秋の風景もちらほらというところです。
大天井と槍の分岐が見えたところで一旦大きく下ると喜作さんのレリーフがありました。そこから登りなおして喜作新道と山頂への分岐です。
ここで後ろにいた二人が先に進みます。体力のある二人はあっという間に先に進んで山小屋に到着しました。
それを見ながらこちらはマイペースで小屋に到着、一人はキャンプで二人は小屋ということになっていましたのでそれぞれの受付をしてから、身軽になり、山頂に向かいます。
ものの10分ほどで山頂に到着。
ほんとうにこの日にちでよかったと天気に感謝しました。
小屋前に戻りビールで乾杯。上がってくるガスも風景に変化ありまたそれもよし。
今日の無事を喜びました。
夕方、小屋の中にいると少しだけ空がたそがれてきたので外に出ると少しだけ茜空を見ることが出来ました。
明けて5時半、日の出が近づくと小屋からぞろぞろと日の出を見ようと外出者が続出、それにつられて出ます。
山頂まで行っている方も見受けられ小屋前は大盛況です。
さていよいよ出て来たよ、というところで悲しいかな、カメラのバッテリーがなくなってしまいました。携帯は小屋の中、槍ヶ岳のモルゲンロートは撮れずに終わってしまいました。
朝食を食し、6時半小屋前集合、そして出発です。
今日もいい天気で富士山もよく見えます。
登った分だけ下るのですが燕山荘までは本日の方向の方が断然歩きやすいと思ってしまいました。
合戦尾根では登りも見たつもりの秋の風景によく気づき、やはり登りは余裕がないのだなあ、と思ってしまいました。
なんとか無事にこの山行きも終えました。
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