生まれ故郷(南会津町)に住んでいる叔父さんの話。
私が子供の頃、福島に遊びに行くと叔父さんは、楽しんでもらおうとぶっ飛び行動をするのです。
1川干し
当時、川遊びと言えば、泳ぎと魚釣り・魚取りでした。
現地の従弟たちは慣れたもので、水中眼鏡で覗き込み、ヤスと呼ばれる矢の様な物で、魚を突いて取る。更に上級者となれば手掴みで取る。でも、都会(叔父さんから見れば都会w)から来た我々はマネしても一向に捕まえることが出来ないわけです。それを観ていたおじさんは、川を堰き止めて水を減らし我々に手掴みで魚を取らせると言うのです。
その方法とは、中州にて川がふたつに分かれた川幅の狭い方の上流と下流に石でダムを作る。上流に作った石のダムにビニールシートを被せる。すると、水が堰き止められ川底が見えてくる。魚も泳いでるのが見える。
更に、下流のダムは一部だけ開放して、網で待ち受ける。
そこで私たちに手掴みで魚を取らせてくれたのである。それでも、捕まえられなかった気がしたが。下流の網で魚は取れるので、現地で食べる分は確保できましたがね。現地の人たちはこの方法を川干しと呼んでいた。
2夜突き
せっかく都会から遊びに来たんだから夜突きに行こうと言われ、夜に沢に連れていかれた。用意したのは、水中眼鏡・ヤス・渓流用のブーツ・真鍮製のランプの様な物。
山奥の林道を車に乗って走ること10分ぐらい。乗っていると変な匂いがして気持ち悪くなってきた。今まで嗅いだことが無い匂いだ。窓を開けて事なきを得た。
現地に着くと、新聞紙から石のような物を出してランプの中に入れて更に水を入れる。するとランプの口からガスが出て、火を近づけると明るい炎が点いた。カーバイトランプと云うそうだ。気持ち悪くなったのはこのせいだ。カーバイトという石のような物に水を掛けるとアセチレンガスが発生し、ランプに使える。水がかかってもへっちゃらなのだそうだ。
それを持って、沢を遡上しながら、イワナ・ヤマメの大物を突きに2キロ程度遡上した。大物は5〜6匹位捕まっただろうか。
その時に見た星空はいまだに脳裏に焼き付いている。満天の星と共にうっすらと雲の流れの様なものが見えた。これって・・・天の川? そうだ!天の川に違いない。すごいすごい。魚より、この星空に感動した。
後々ネットで調べたら、光害マップというのがあり、会津地方は光害が殆ど無いエリアっぽい。
他にもぶっ飛び行動があるが、どれも漁業権絡みで法に触れるような事だが、40年前の事なので時効でしょう。普通の人が経験できない事で有難かったが、今考えればぶっ飛んでいたんだなぁと思う。
叔父さんは70歳を過ぎて健在です。会津西街道沿いに住んでるので、そっち方面に行くと必ず寄ります。
こんにちわ(^^)
懐かしい日記で思わずコメントします♪
わたしもおじさんと同じ年代です(笑)
わたしの田舎では、川狩りっていってました(^^)
あゆやウグイをとって、その場で流木を集めて釜の中に米と鮎をいれて炊いて食べます。川の淵の下流に網を張って、上流で泳がされて、魚が驚いて網にかかるという仕掛けでした♪
鮎はちゃぐりという仕掛けで取ってましたね(^^)
いやー、なつかしい日記読ませていただきありがとうございました
ht250514さん こんにちは
同じ様な事をやっていたんですかぁ?w うちの叔父さんと同じ匂いの人ですかぁ?
今じゃこんな事出来ないですよねぇ。懐かしいです。
ちゃぐりって引っ掛け針の事かな。福島では地獄針って呼んでた気がする。
アユはね、手掴みや友釣りどちらも難しいので、解禁日に刺し網で獲ってました。
この内容はネットに載せるの初めてですw 犯罪の香りがしてたので時が経ってからと思って、やっと書きました。
こんばんは。
私がある川〇師に聞いた戦後間もないころの話ですが、青〇カ〇を含んだタ〇ルをもって、川浴びのふりをして川を横〇し、その下〇で網を設〇して沢山の〇魚を捕まえ、それを佃〇にして臭いを消して市場で〇っていた人がいたそうです。
因果関係は不明ですが、その方は、ある時から下半身不随になってしまったそうです。
他にも天〇記念〇のオ〇サン〇〇ウ〇オをちょいちょい食〇ていたりとか。
とても全文は書けませんが・・・。多分、「あなたもやってたでしょ」と思いながら聞いていました。
ええ・・・、本当にぶっ飛んでました・・・。
それと昔は用水路とか閉め切って、車のバッテリー投げ込んで感電した魚を捕まえたりしていたようです。通りがかったおじさんから聞いたことがあります。「たまにやってるよ」って。
こんばんは greenriverさん
内容的には似たような話は聞いたことがあります。ひどいですね。
私の妻が言ってました。登山する人は自然を大切にし迷惑かける人は少ないけど、魚に関る人の中には迷惑な人が多いよねぇって・・・
釣り針や釣り糸をそのまま残していったり、餌をばらまいたり、禁止エリアに侵入したり・・・
海洋生物が網や釣り糸に絡まっている映像を見るたびにその様な事を言ってました。
私が思うに、登山客と釣り客とで目的が違うからなんだろうと思ってます。目的が魚になってしまうと、糸目を付けなくなる行動が出易い気がします。
登山は自然を愛でるのが最終目的なので、結果全く違った行動になるんだろうな。
こんばんは。
なんだかすいません。そんな趣旨ではなかったのですが、つまらない話になってしまいましたね。ごめんなさい。
話されていた方は、とても良い方でしたが、人生の中でそんなこともあったのだと思っています。私も登山の前までは釣りが一番の趣味でした。釣り中毒の時には目の前に良い魚がいると、手が震えて糸が結べなくなることもありました。きっと他人からみたら危ない人です。
釣り人も登山者も色々な方がいますし、人ひとり、いろんな面があると思っています。
失礼致しましたm(_ _)m
greenriverさん お返事ありがとうございます。
あまりにもひどいぶっ飛び事例を挙げられたので、ちょっと驚いてしまったっていうのが正直な所かな(;^_^A
叔父は、都会から帰省してきた子供の遊びで獲る程度は大目に見てくれって考えてるようでした。顔が広いので監視員も知り合いらしく、その様な旨の会話をしていたようです。川干しで積んだ石は元に戻して帰りましたし。40年以上前のヤンチャな遊びと思って読んでいただければ幸いです。
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