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落ち葉も椿の花びらも
綺麗だけれど滑りやすい
スロープよりも階段の方が安全だと思い
石段を下りて行く
振り返ると相棒さんがいない
上の方から声がする
「ヤバイ!」
何がヤバイのか知らないけど
声が聞こえるので安心して
下で待っていることにした
「ここにいるからね!椿凄く綺麗♪」
しばらく待っても下りて来ないから
上まで探しに行った
いない?キョロキョロ
おトイレ?
覗きに行ったけど気配無し
さっきのヤバイが気にかかる
思いっきり名前呼んでみたけど
返事無し
電話も繋がらない
笛を出して吹いてみた
最初は遠慮がちに
少しずつ大きな音で
最後は思いっきりSOS
助けが来ちゃったら恥ずかしいなと
内心思いながら、、、
待つこと15分
笛を吹き始めて5分
相棒さんが戻って来た
これから渡ろうとしてた橋の向こうから
「先に行ったと思って追い掛けた」
ユックリの私に追い付けないのはおかしいと思って電話したけど繋がらない
不安になって戻って来る途中で
音が聞こえたらしい
いつもはハイキングコースお任せで
待ち合わせ場所決めるまで先に行かないのに
今日はコースを先に話てたから
置いてかれたと思って焦ったらしい
谷川沿いの岩場のコースで
滝の音にかき消されて
声も笛の音も聞こえず
そこだけ電話も繋がらない場所
私も「ヤバイ」が心配で
ヒヤリハットの15分
ヤバイの正体は
花弁でスロープ滑ったからだった
何にも無くて良かったけど
二人で対策考えました
これから用事なくっても
見えない所は何度も声かけて
聞こえ無ければ戻りましょう
思いがけない所での
ヒヤリハットで安全予防
癒しの滝も要注意
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