📍暴れん坊スサノオ・イサナミ様の御心

イサナキ様とイサナミ様
九州から四国へ回られ橘の木を植えて
仲良く暮らしていました。

４番目の皇子がお生まれになりました。
とても元気で大きな声イタズラっ子です。
ある時は稲田に別の種を蒔いてしまい
稲が育たなくなってしまいました。
イサナミ様は次々と水の神・火の神等産まれ
火傷を負いながらも
五穀豊穣の守りを固めていました。
ところがスサノオが宮に火を着けて火事にな
りイサナミ様は力尽きて亡くなられてしまい
ました。

訃報を知ったイサナキ様は急いで宮に戻り
ましたが既に棺の中
姉君が
｢開けてはいけません！｣ときつく叱るも
イサナミ様への想いが強く
棺を開けて見てしまいました。
既にうじがわき美しかった面影なし
驚いたイサナキ様はその場を離れ
一人で別の宮に戻りました。

一人になると再びイサナミ様のことが
思い出されます。
もう一度逢いたい・・・

イサナミ様は怒ります
会いに来たイサナキ様に
醜女を向かわせて追い返そうとします。
イサナキ様は逃げます。
色々な物を投げて追い払おうとしますが
追い付かれそうになります。

イサナミ様の言葉が聴こえます。
私はもう醜くなり体は腐っています。
私を追ってはいけません。
貴方がいなくなれば誰が民を助けるのですか

イサナキ様は悔やみながら宮へ戻りました。
☆イサナミ様が亡くなられて悲しみのあまり
イサナキ様が後追い自殺を
あるいは生きる気力を無くして生死をさ迷っ
ていたのではないかと解釈。
其を見守っていたイサナミ様は何とか生かそ
うと醜女を向けて追いかけた。
貴方にはまだ役目が有ります。
スサノオの暴力を納めなければなりません。

📍【ホツマツタエ】
最後の別れの部分です。

☆いさなみと　よもつひらさか　いとたちす
いさなみいわく うるわしや かしなささらは
ちかふれお　ひひはくひらん

いさなきも　うるわしやわれ
そのちいも うみてあやまち なきことお
まもるよもつみ　ひらさかは
いきたゆるまの　かきりいわ
これちかえしの　かみなりと
くやみてかえる　もとつみや

☆ひらがなに当たるホツマツタエの文字一つ
一つに意味が有り解釈を助けています。
日本書紀や古事記の解釈とは少し違い
とても長いホツマツタエの文章の中から
イサナキ様イサナミ様の深い愛情と民を思う
心。
皇子スサノオの行く末を父であるイサナキ様
に託し、まだ治めきれていない国々を思い起
こさせ生き返らせた。
☆後日談として
スサノオ様は長い年月世の中を混乱に落とし
ていましたが悔い改めて良い国作りに励む
様になりました。
大粒の涙を滝のように流して反省したそうで
す。

この時
スサノオ　道にひれ伏し悔い改める。
その相手はイフキトヌシ様
乱れた世の中を平和にしようと働いておられ
ました。
伊吹山・伊吹神社に祀られています。
スサノオ様とイフキ様は叔父と甥の関係です。
滋賀県や琵琶湖を舞台にお話が進められます。
スサノオ様の働きにより国々は平和になり
アマテル大御神様にも報告され皆で琵琶を
奏でて祝いました。
琵琶湖の由来です。
琴の弦には其々名前が付けられ禍避けになっ
ています。

☆古代の書物には銅鐸に関することも書かれ
解読してからその場所を探すと隠れていた
銅鐸が見つかったと言う報告も有ります。